スキージャンプの滑走路(助走路)を見るとレールのようになっていますが、雪が使われているのでしょうか?
雪じゃないとしたら素材は何が使われているんでしょうか?
スキージャンプでレールの滑走路?雪じゃない?
ソチ五輪のスキージャンプ台の溝(レール)には冷却された氷と脇側に磁器を貼られていたそうです。
最近のジャンプ台の助走路は、氷です。セラミック板を敷き詰めたところに水を流し、セラミック板の下にある管に冷媒を通して氷にしています。
昔は、雪を固めて水を撒いて凍らしていましたが、最近では前記のように氷をつくるのでむらなくスムースな助走路となっています。
雪ではスタートが前の方と、後ろの方では滑走面の状態が変わってきてしまい、後ろの方では表面がアイスバーンになって助走スピードが速くなるという不公平を減らすことが目的の一つ。
2022年の北京オリンピックの会場の雪は、殆どが人工雪なので、スキージャンプはレールにしてしまったのだと思います。
サマージャンプでは、セラミック板の上に水を流した状態で用います。
雪不足によるスキージャンプ競技の延期中止を抑制するために「アロースライド・アイスシステム」というのも開発されています。
ジャンプ台
スキージャンプ台 世界中で最新かつ最も革新的なシステム アロースライド・アイスシステム アロースライド・アイスシステムは、ヨーロッパの雪不足によるスキージャンプ競技の延期中止を抑制するために、最先端技