天候不順と天候不良の違いは？意味は？

天候不良と天候不順にはどんな違いがあるんでしょうか？

天候不順と天候不良の違いは？意味は？

■天候不良： イベントなど戸外での活動には不向きな天候のこと。単発的、短期間。
例： 昨日の運動会は雨模様だったので、天候不良を理由に中止になった。

鹿児島県内は海上の波が高く、海の便に乱れが出ています。

２２日、県内の海上は低気圧の影響で、最大で３メートルと波が高くなる見込みです。このため、県内の海の便に乱れが出ています。

また、空の便は天候不良のため、鹿児島と種子島、屋久島を結ぶ午前中のそれぞれ１往復２便が欠航を決めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd8433b72ce91509b32e3ce6f01cc2b0e834374c

■天候不順： 例年の天候に順がって（したがって）いないこと、違うこと。 思わしくない天気が続くこと。継続的、長期間。
例： この夏は天候不順で晴れの日が少なく、ビールの消費が伸びない。

こうして頼朝は東国の統一に邁進したが、結局すぐに上洛しなかった。そこには先述した兵糧の問題もあったが、天候不順による飢饉の影響も少なからずあった。

『高山寺文書』によると、治承４年（１１８０）という年は、大変な大旱魃があり、作物の生育状況が悪かった。旱魃だったことは、『玉葉』、『山槐記』といった公家日記にも記されている。

https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabedaimon/20220309-00285414

どちらも、

悪天
荒れ模様の天候
悪天候

といった類義語があります。

天候不良とは

「天候不良（てんこうふりょう）」は、一般的に天気が悪くなっている状態を指します。具体的には、豪雨、暴風、雷雨、霧、降雪など、天候が通常よりも不快で危険な状態を指します。また、天候によって生じる影響や悪影響を意味することもあります。例えば、交通機関の乱れ、農作物への影響、建築物の損傷などがあります。

天候不順とは

「天候不順（てんこうふじゅん）」は、通常の気候パターンや季節に比べて天気が異常で不安定な状態を指します。これは、降水量、気温、風向きや風速、季節の変動などが通常よりも乱れたり、予測困難な状態を指します。天候が予測不可能な変化を示し、通常の活動や生活に影響を与えることがあります。また、長期的な気候変動や自然災害の影響によって生じることもあります。

まとめ：天候不順と天候不良の違いは？意味は？

天候不良と天候不順は、どちらも天候が悪いことを意味しますが、その意味合いには違いがあります。

天候不良とは、特定の日に天気が悪いことを指します。例えば、雨が降ったり、風が吹いたり、雪が降ったりしている日が天候不良です。

天候不順とは、ある期間にわたって天気が安定していないことを指します。例えば、雨が降ったり、晴れたり、曇ったりしている日が続くような場合が天候不順です。

つまり、天候不良は特定の日の天気の状態を指すのに対し、天候不順は一定期間の天気の状態を指すという違いがあります。

天候不良は、農作物や交通機関に影響を与えることがあります。また、天候不良が続くと、気象災害を引き起こすこともあります。

天候不順は、農作物や交通機関、気象災害など、さまざまなことに影響を与える可能性があります。そのため、天候不順には注意が必要です。