芋たこなんきん(いもたこなんきん)とはどういう意味なんでしょうか?
またNHK朝ドラ「芋たこなんきん」には原作となるような小説はあるんでしょうか?
いもたこなんきん意味は?
芋たこなんきん(いもたこなんきん)とは意味は大阪で昔から言われている、女性が好きな食べ物の代表『芋・タコ・カボチャ(南京(なんきん)』のことです。
江戸時代の上方の言葉で「いも たこ なんきん しばい(=歌舞伎など)」と言い、これらは女性が好む物を表している言葉でした。
“なんきん”という言い方は関西地方を中心に使われています。
江戸時代の浮世草子作家、井原西鶴の一節に『とかく女の好むもの 芝居浄瑠璃 芋蛸南瓜』とあり、“女性は芋や蛸や南瓜などの甘い物が好き”という、ことわざのようなものらしいです。
NHK朝ドラ芋たこなんきん原作は?
NHK朝ドラ「芋たこなんきん」には原作はあるんでしょうか?
脚本家の田辺聖子さんのインタビューによると田辺聖子さんの半生と数々のエッセイ集をベースにしていて、特定の小説からではないようです。
『芋たこなんきん』は、エッセイなどを元に私の半生をドラマ化した作品。私自身、これまでに様々なエピソードをつづってきましたが、それを一つの物語にするという作業はなかなか大変なんじゃないかと思います。すごく想像力がいるでしょうし、エピソードとエピソードの間を埋めていくという意味で、創造力も必要でしょうね。