映画「ショーシャンクの空に」は冤罪でありながら長い刑務所生活を余儀なくされた男が密かに脱獄をもくろむストーリー。
レッドは最後の仮釈放の面接でなぜあのような言葉が出たんでしょうか?
映画ショーシャンクの空にレッド仮釈放で最後は?
映画「ショーシャンクの空に」でレッドは最後の仮釈放の面接について。
今まで仮釈放をして欲しいと云う気持ちが面接で現れていましたが最後の面接では憑き物が取れた様に面接官には見えたのではないでしょうか。
その態度、様子を見て仮釈放を許可したのだと思います。
ドアを開けてレッドが入り椅子に座る
■男
終身刑で既に40年か 更正したと思うか?
■レッド
更正?更正ね どうゆう意味だか
■男
君が社会に・・・
■レッド
それぐらい分かる
更正というのは国が作った言葉だ
君たちに背広やタイや仕事を与えるために罪を犯して後悔してるか知りたいのか?
■男
後悔は
■レッド
しない日などない
罪を犯したその日からだ
あの当時の俺は1人の男の命を奪ったバカな若造だった
彼と話したい
まともな話をしたい
今の気持ちとか
でもムリだ
彼はとうに死に この老いぼれが残った
罪を背負って
更正?
全く意味のない言葉だ
不可の判を押せ
これは時間の無駄だ
正直言って仮釈などどうでもいい
レッドは黙って横を向く
男は仮釈放可の判を押す
仮釈放になったレッドは、スーパーで仕事をしながらも刑務所生活が染み付いていてなじめずアンディの言葉が忘れられない。
住んでいた部屋は、以前仮釈放されたあと、自殺をした同僚の部屋でレッドも自殺を考えて実行しますが、失敗して、脱獄前のアンディの言葉を思い出します。
「希望はいいものだ、レッド」
アンディが脱獄を決意して、それを実行する前にレッド(モーガン・フリーマン)に「ジワタネホ」という単語を教えていました。
それはある町だったか村だったかの名前で、「そこで一番目立つ木を探してその根元の部分の土を掘れ」とメッセージを伝えます。
「そこに何があるんだ?」とレッドは訊きますが、「行けば分かる」としかアンディは言いません。
レッドは仮釈放になって、その「ジワタネホ」という地名の木の根元の土を掘って、その中に埋まっていたアンディの手紙を読みます。手紙の内容は
「これを見つけたということは、何らかの方法で外にでたわけだ。ここまであとを追ってきたのなら、もうすこし追いかけてみる気はあるだろう?」
「君さえよければ、僕の仕事を手伝って欲しい」
というもの。で、レッドはアンディに会いに行きます。
そしてレッドは仮釈放違反をする覚悟をし、アンディのいるシワタネホへ向かうのです。
脱獄したアンディーと仮釈放のレッドが、それぞれ無事に国境を越えられたのはアンディは、別人の社会保障番号や銀行口座を作ってあったので、容易にパスポートでも作れたでしょう。
レッドは、作中のセリフで説明されてましたが、老いた囚人の行く末など、当局は気にしてないだろう…とジワタネホへ向かうレッドの独白で語られていました。
最後の、海辺で二人が再会し抱き合うところは