少年の主張は書き方は?中学生が書きやすいテーマは?

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少年の主張は「私の主張」などのタイトルで何を書いてもいい作文。

春休みや夏休みなどの宿題として出されることが多いですが、少年の主張は書き方は?

また中学生が少年の主張で書きやすいテーマは?

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少年の主張は書き方は?

■準備
① 大きなテーマを決める
② 各テーマ毎に問題点を細かく分ける。
③ それぞれに対するご自身の考えを主張する。

■書き方
① まず結論を書く。
② 起承転結に成るように考える。
③ 夢・目的に向かう姿勢を強く出す。
④ 最後に今一度目的・夢に向かう姿勢を述べ、読んで頂いた方に対して礼を述べる。

他にも、

①いま、自分が気になっている社会のニュースは何か。
②なぜ、そのニュースが気になったのか。(自分の周囲の環境を冷静に把握する)
③その内容に対し、世間はどのように考えているのか(図書館や、ネットなど、色々なところから情報を集める)
④自分だったら、どうすればその問題を解決できるのか、どうしたいのかと考えてみる。

①~④のような視点で、白紙の紙にメモや絵などで楽に書いてみてください。
そして、実際に文章で書く時は、③、④を多めにしてみるといいでしょう。

参考になりそうな例文は少年の主張大会の受賞者の作品を見ると良いでしょう。

https://www.fayd.jp/web-content/event_002.html
歴代最優秀弁論 – 文部科学大臣杯全国青年弁論大会を主催する日本弁論連盟の公式サイトです

■歴代最優秀弁論

回数 開催年 演題 最優秀者
第46回 平成13年(2001年) クリームあんみつな日々 長峯 深雪
第47回 平成14年(2002年) 日本の桜を中国の故郷(ふるさと)に 張 福龍
第48回 平成15年(2003年) 十八歳の私が本気で伝えたいこと 麻生 高代
第49回 平成16年(2004年) 15歳の私に今できること 佐々野 桜
第50回 平成17年(2005年) 一人立つ 橋本 光信
第51回 平成18年(2006年) ルワンダの明日 伊藤 あかり
第52回 平成19年(2007年) 感謝のバトン 二木 緑葉
第53回 平成20年(2008年) そっと耳をかたむけて 戸田 智美
第54回 平成21年(2009年) 私は戦う 川瀬 幸奈
第55回 平成22年(2010年) 平和を。祈りを込めて、今。 白馬 秀孝
第56回 平成23年(2011年) つながる輪「いのち」 石川 沙昌
第57回 平成24年(2012年) あなたとの「違い」 村山 勇暉
第58回 平成25年(2013年) 「おふくろの味」は知らなくとも 嶋田 有莉
第59回 平成26年(2014年) おばあさんも山に柴刈りへ 西澤 由佳
第60回 平成27年(2015年) 未来へつなぐ 上間 優美
第61回 平成28年(2016年) 最高の一球 今野 泰齊
第62回 平成29年(2017年) 平和の祈りをカタチに~長崎の平和教育をひきつぐ~ 浦田 詩織
第63回 平成30年(2018年) 音のない世界から、伝えたい 齋藤 凛花
第64回 令和元年(2019年) いなくなればいい存在 植田 涼香
第65回 令和2年(2019年) コロナウイルス感染拡大のため大会中止
第66回 令和3年(2021年) 今、マスクの奥をのぞけば 水嶋 恵利那

少年の主張で中学生が書きやすいテーマは?

・学校生活の改善点
・最近のニュースについての意見
・日常生活における気になること
・いじめを無くそう
・マナーや道徳について
・犯罪に巻き込まれれないために(大人に騙されないために)
・お年寄りをいたわろう
・依存症(薬物、スマホ)にならないように
・僕(私)に出来る環境保護
・明るい街づくり
・僕(私)の交通安全
・家の事を手伝おう、地域の行事に参加しよう
・自分で考えることの重要さについて
・こんなみっともない大人にはなりたくない。

少年の主張の例文は?

例えば「環境問題」をテーマにした場合、次のような例文があります。

引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12242604372

「生物多様性保全に向けた取り組みと私たちに出来ること」

(1)近年、ニュースなどで生物多様性という言葉をしばしば耳にするようになった。「生物多様性」(Biodiversity)とは、生態系または地球全体に多種多様な生物が存在していることを指す概念である。生態系の多様性を重んじる考え方は遥か前より存在していたが、生物多様性という語が初めて登場したのは、1985年に開催されたアメリカ合衆国研究評議会における生物学的多様性フォーラムとされている。現在知られているだけでも地球上には動物777万種、植物29万8000種、菌類61万1000種が生息している。しかし今、地球の生物多様性がかつてない規模で脅かされているのだ。

(2)では、生物多様性はどのような経緯でもたらされたのだろうか。地球に生物が発祥したのは、今から38億年のことである。始めの生物はバクテリアのような1つの細胞から成る単細胞生物であり、その種類も極めて限られていた。生物はその後およそ30億年もの間、単純な身体構造を保ち続け、細々と生息していた。生物が爆発的に多様化したのは今から5億年前、古生代カンブリア紀のことである。この時、私たち脊椎動物を含む、現在の生物種の全ての祖先が出そろったとされている。そしてその後生物は5度の大量絶滅を経ながらも、その度に再生・進化を繰り返し、地球は今日のような生物で満ち溢れる美しい姿となった。

(3)それでは、生物多様性の現状とはどのようなものであろうか。現在、地球は6度目の大量絶滅期に入ったと言われている。原因は人間の高度科学文明による大量生産大量消費活動、その結果生じる環境破壊である。人類が誕生する以前、生物が絶滅する速度は1年間に1種未満であった。しかし現在、実に年間4万種もの生物がこの地球上から姿を消している。これは6500万年前、小惑星衝突により恐竜が絶滅した時と比べても比較にならないほど速いのだ。

(4)では、生物多様性保全に向けて世界ではどのような取り組みが為されているのだろうか。1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた国連環境開発会議において、「生物の多様性に関する条約」(Convention on Biological Diversity)が調印された。これは(一)生物多様性の保全、(二)生物多様性の構成要素の持続可能な利用、(三)遺伝資源の利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を目的とし、各国に努力義務を課す国際条約である。しかしこれには法的拘束力が伴わないため、各国で目標の達成度の足並みが揃わず、現状、目覚ましい進展は見せていない。

(5)それでは、日本ではどのような取り組みが為されているのだろうか。日本政府は現在、再生可能エネルギーへの移行を推進している。再生可能エネルギーは従来の石油発電や石炭発電といった化石燃料エネルギーと比べ環境への負荷が少ないとされ、原子力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電などが挙げられる。しかし2011年、東日本大震災における福島第一原発事故を巡り、あらためて原子力発電の安全運営の難しさが指摘されるようになる。また太陽光発電や風力発電、地熱発電は極めて生産コストが高いという問題を抱えている。

(6)以上を踏まえた上で、私たちに出来ることとは何か。それはまず問題を知り、それを他人事とせず私たちに関わることと捉え、そして身近なことから実践していくことだ。例えば、私たちがゴミの分別をするのはなぜであろうか。それは再利用可能な資源を有効活用し、ゴミの量を減らすことで焼却処理に要するエネルギーを抑え、環境への負担を減らすためだ。そのような小さな努力の一つひとつが、やがて大きな力となり、地球の生物多様性を、そして私たちの未来を守ることに繋がるだろう。

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