「ブッカー」とはプロレス用語の一つですがどんな意味があるんでしょうか?
ブッカーとは?
プロレス用語で「ブッカー」とはブッキングつまり出場交渉をする「マッチメーカー」のことです。
「マッチメイカー」というのは文字どおり団体の中でマッチメイク(勝敗も含めて)する人です。
主にフリーランスと団体との橋渡し、プロモーター(興行主)の意向に沿った選手を呼んだり、契約に携わる人です
ただ、時代と共にブッカーの認識が変わってきてる可能性があります
元々は外人レスラーと交渉して日本に呼ぶ役割をになっていたのが「ブッカー」で、「マッチメイカー」は文字どおり団体の中でマッチメイク(勝敗も含めて)する人を指していたようです。
現在はマッチメイカーと兼任することはよくみられますが、厳密にはブッカーという役割は、あくまで名称通り「ブッキング」することであり、必ずしもブッカー=マッチメイカーとはならないようおです。
昭和時代は特に、マッチメイクに幅を持たせるには豊富な外国人ルートが不可欠でした。
そこで団体は招聘したい外国人レスラーを現地で顔が利く人物に交渉を命じたり、またはその人物の裁量に選定からすべてお任せして、外国人を日本に呼んでいました。
ブッカーは外国に定住した日本人(引退した元レスラー)であったり、日本に何度も来日し日本マット事情を熟知した外国人レスラーであったり様々です。
ただ、原題ではさらに筋書きを「ブック」と称するところから、それを作成する人という意味は含まれるようになっているようです。
海外では、ブッカー(試合のブッキング)とシナリオライター(構成作家の様な立場の人)は、それぞれ別人が多いですが、日本は曖昧のようです。
新日本プロレスの歴代マッチメーカーは?
新日本プロレスのブッカーはマッチメイクだけではなくて、ブッカー(シナリオライター役)も兼ねていると思います。そして、もう一人存在しているのでは?という観測もみられます。
合議制というチーム体制で、ブッキング等を決定している様ですが、ヘッド(一番上の人物)は、外道さんで間違いないでしょう。
ちなみに、歴代新日本プロレスのマッチメーカーは
新間寿→山本小鉄→ミスター高橋→長州力→蝶野→ライガー(→平田)→邪道・外道
*平田のとこは推測です。
邪道と外道はアメリカの業界紙レスリング・オブザーバーで、ベスト・ブッカーに選定されたこともあるそうです