後でかけ直すの敬語は?電話対応で折り返しはなんて言う?

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会社などビジネス上の電話対応で「あとでかけ直す」というのを敬語でなんといえばよいんでしょうか?

折り返し電話の敬語は「後でかけ直させていただきます」?

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後でかけ直すの敬語は?電話対応で折り返しはなんて言う?

電話対応で、後でかけ直す、折り返し電話は敬語でなんて言えば良いのかというと、例えば次のような表現が使えます。

後ほどこちらからまた改めてご連絡させていただきます

後ほどこちらから改めてご連絡差し上げます

後ほどこちらから改めてご連絡いたします

後ほどこちらから改めてお電話いたします

只今担当の○○が外出中なので、後ほどこちらから改めさせていただきます

もしくは電話に気づかず、こちらからかけ直すときには「本日さきほど12時頃に、御社からお電話をいただいたのですが…」といった表現が使えそうです。

ちなみに、「ご連絡いたします」も「連絡いたします」もどちらも正しい表現です。

「ご連絡いたします」は、謙譲語Ⅰ「ご連絡する」の「する」を謙譲語Ⅱ「いたします」に代えたものであり、これ自身で謙譲語Ⅰなのです。

しかし、仮に謙譲語Ⅰ「ご連絡」+謙譲語Ⅱ「いたします」であったとしても、二重敬語は一つの言葉に同じ種類の敬語を重ねて使うことであり、謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱは敬語の種類が異なるので二重敬語ではありません。

謙譲語Ⅱは、昔は丁重語と呼ばれ、「いたす」以外に「参る」「申す」「存じる」「おる」「ございます」があります。

よって例えば、「ご連絡がございます」ですと謙譲語Ⅰ「ご連絡」+謙譲語Ⅱ「ございます」なので二重敬語ではないのです。

因みに、謙譲語Ⅱは、動作の向う相手ではなく、現に話している相手に丁重な言葉を使うことにより立てる敬語です。

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