「ハリー・ポッター死の秘宝part2」で、ドラコの母親であるナルシッサ・マルフォイがヴォルデモートにハリー・ポッターはは死んだと嘘の証言をしていますが、なぜなんでしょうか?
ドラコの母、ナルシッサはハリーがドラコを助けたのを知ったことがハリーが死んだと嘘をついた理由なんでしょうか?
ナルシッサ・マルフォイ(ドラコ母)なぜ嘘?ヴォルデモートにハリー死んだ
まずナルシッサ・マルフォイは、夫(ドラコの父)であるルシウス・マルフォイと同じくヴォルデモート側の手下・死喰い人(デス・イーター)というわけではありません。
ナルシッサ・マルフォイはあくまでも純血主義という思想をもっているだけで、ヴォルデモートを党首とするなら、彼女は投票者(支持者)にすぎません
ヴォルデモートに忠誠を誓っている死喰い人と異なります
ナルシッサ・マルフォイがヴォルデモートを支持していたのは息子や夫が忠誠を誓うデスイーターだっただけ。
しかし、次第に二人の様子からヴォルデモートに対する忠誠心が感じられなくなり部下の安全も考慮していない所もあり支持を止めています
終盤に親子三人でどこかへ行った様子から見ても戦いはどうでもよく、安全な場所へ行きたいという気持ちが窺えます
つまり、ナルシッサ・マルフォイがヴォルデモートになぜ鵜を訴追たのかというと、家族の安全の為というのが理由になりそうです。
ナルシッサ・マルフォイはあくまでも戦いがどうでもよく、家族の無事を願っていたものと思われます。
ただ、開心術の達人であるヴォルデモートがナルシッサ・マルフォイの嘘を見抜けなかったという点に関しては疑問が残ります
ナルシッサは一応ヴォルデモート側にいるとはいえヴォルデモートに心酔しきっているベラトリックスとは違いルシウスの妻、添え物というだけの存在。
何の障害にもなり得ない、取るに足らない存在だと思っていたからいちいち術を使って確かめようなどと思いつきもしなかったのかもしれません。
ナルシッサ・マルフォイもまた、家族を想う気持ちによって閉心術が成功したのかもしれませんしヴォルデモートが嘘と見抜こうとしなかったのかもしれません
もしヴォルデモートが敗北していなかったら、戦いの後に間違いなくナルシッサは殺されていたでしょうから、どちらにせよ決死の覚悟だったと思います
また、ナルシッサはハリーがドラコを助けたことまでは知らなかったと思われます。
あのシーンでナルシッサはハリーに「ドラコは生きていますか?」と聞きます。そこでハリーが《ドラコは生きている》ことをナルシッサに伝えます。
ナルシッサは《ハリーが死んでいる》ならば、ヴォルデモートが学校に戻ることをわかっていました。
我が子であるドラコを探して無事を確認するには、ヴォルデモート卿らが勝利軍としてホグワーツ城に向かう時に同行するしかないと悟ったんです。
一刻も早く息子に会いたい為に嘘をついたのでしょう。
ルシウスの没落と息子に降りかかった危険を見ていたナルシッサにとってはヴォルデモート卿が勝とうが負けようがもはやどうでもいいことであり、家族が安全に暮らせるようにさえなればそれでよいと思っていました。
そのためホグワーツにいって息子を保護する事だけを考えて、このような行動にでたんですね。