ポトスの葉に茶色い斑点・シミ!黄色に変色する原因・対処法は?

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ポトスの葉が黄色と茶色に変色してしまう原因は?

ポトスに黄色や茶色い斑点・シミが見られるのは具合が悪いのでしょうか?

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ポトスの葉に茶色い斑点・シミ!黄色に変色する原因は?

ポトスの葉が黄色に変色したり、茶色い斑点・シミが見られる原因は、肥料不足、水不足、光量不足が考えられます

黄色くなってきたり先が茶色く枯れてきているようならば、根つまりによる水不足だと思われます。

鉢の中が根っこでパンパンになってるのではないでしょうか。株分けするか、1~2周り大きな鉢にそのまま植え替えてあげてください。土は観葉用で良いでしょう。

もう一点心配なのが、”根腐れ”による水不足。ツルの状況を見てください。ピンとしてれば大丈夫です。茎にしわが出たり、全体的にしおれが見られたら可能性大です。この場合は、土を落として、腐った根をすべて落とし、清潔な鉢に新しい培土で植え付けます。吊り鉢ですと良く発症する症状です。(鉢の穴をふさぎますので)

ポトスは伸びてくるとどうしても株元がスカスカになるので

植え替えが必要になりますので挿し木で増やしておくことをお勧めします。

ポトスの葉に茶色い斑点・シミ!黄色に変色した場合の対処法は?

ポトスは強い植物ですが、一応亜熱帯植物ですからね。気温が低いと育ちませんし、枯れていきます。

ポトスに黄色や茶色い斑点・シミが見られる原因は主に、根腐れです。

根腐れは土中の空気(酸素)がないから。

空気が滞留するところに置かないで、広い空間におき、鉢の下側にも空気が流れるようにすること。たとえばスノコの上など。

ポトスに茶色の斑点が入るようになって根傷み(根腐れを含む)が無いという前 提でなら、カビが原因でしょう。

マメに葉水なんかしたら逆効果で、菌が拡散してしまいます。

ポトス室内栽培の難敵”根腐れ”について

○ポイント
水や肥料のやりすぎ、根の周りの通気性の悪さ(土壌三相分布の方より)、乾燥、高温(ムレ)によって枯死して腐る場合。根詰まりしてるとよりなりやすい傾向があります。特に室内栽培の場合、受け皿に水を溜めたままにして発症する場合が多いようです。
根腐れ(根の障害)の症状は、時として、地上部に現れます。葉の萎(しお)れ、枯れ、落葉等、これらの症状で「水不足?」「光量不足?」と思ってしまうことがあります。で、水のあげすぎ(過灌水)、屋外への移動による環境変化や、強光線による”葉やけ”などで植物の体力が低下し、さらに根腐れが進行していく、悪循環になります。

○ポイント
一概に言えませんが代表的な症状としては、葉の萎れ、落葉、幹腐れ、等が見られます。根の腐敗に付随して同環境ですと土中の有機物も腐敗しますので”小バエ”が発生したりします。

【灌水は乾いたらたっぷり。下から出るくらい。受け皿に貯めるのはダメ。】

○ヒント
タップリ、鉢下から出るくらいあげることによって、土中のガス交換になります。根っこも呼吸してますので、土中の二酸化炭素と酸素のガス交換も必要になってきます。

○注意
室内ですとどうしても”受け皿”無しには灌水できませんね。ですから、たまった水は、都度捨てます。熱帯性の植物でしたら、たまに浴室で葉水も兼ねてシャワーで思いっきりあげるのもいいですね。

○ポイント
尺鉢などの大きな鉢の場合、持ち上げるのは大変です。その場合、専用の排水機能のある受け皿を使うか、受け皿の中に玉石などを入れて鉢を”浮かす”工夫をします。また、大きなスポイトなんかで回収するのも有効ですね。

植物に見合った灌水管理を

先に、受け皿に水を溜めちゃいけない(腰水)。と書きましたが、乾燥に極端に弱い植物の場合は必要です。これから付き合っていく、自分の栽培する植物の素性(名前、原産地、生育場所(温度、湿度))くらいは調べましょう。

ヒント

  • 購入時の名前を控えるのと、付属してる”名札”は、大切に保管。特に園芸品種は名札をなくす(札落ち)と同定が難しくなります。
  • 系統がわかれば検索を。それでも解らなければ、知恵袋等で、”写真”をつけて聞いてみるのも手ですね。

注意

  • 本当に植物はいろんな場所、環境に生息してます。ですから水に対する反応もさまざま。葉っぱに水をかけると弱るのもいます。

置き場所

置き場所は、もちろん、風通しの良いとこがいいですね。もちろん健康な植物はかかりにくいのでその植物に適した場所に置きます。

注意

  • 鉢ももちろん”素焼き”が一番通気性があって良いのでしょうが、いかんせんインテリア性がね・・・。また、室内栽培ですと表面にカビやらコケが生えてきますので結局目詰まりして、能力半減します。室内にカビやらコケもちょっと・・・ですもんね。

 先にも書きましたが、乾いてからタップリとが基本。○○日に1回はダメですよ。時期によっても全然違います。特に冬は休眠してると要求量が激減します。そんな時に定期的にあげてると”根腐れ”します。

ポイント

  • 夏場に生育に当たる植物の要求量は大変多くなります。1日2~3回必要な場合も。その際も土の状況はしっかり見ましょう。

 一週間くらいの旅行でしたら水の心配はしない方がいいです。多少萎れても大丈夫です。行きがけにやりすぎや、腰水の方が怖いです。
※もちろん植物にもよりますよ。小さい苗や乾燥に弱いものは低めの腰水が必要な場合があります。ですが充実した株でしたら少々萎れても大丈夫です。

 植え付け時のちょっとひと手間。
鉢底に根腐れ防止剤を一つまみ。培土に少量混入。天然素材なので決定的な効果は?ですが。保肥力の向上にも有効とか・・・。但し、ベントナイト系鉱石は粘度が、強いので多用に注意。

注意

  • いまいち信憑性は?ですが、以前、実験データーなどでは確認してます。但し、商社さんの実験データですから話半分に・・・(怒られちゃうね)
  • クンタンは、個人的にはおススメ。炭の効果と申しますか・・・多肉用土には必ず少量混ぜて使用してます。

 鉢の選択(置き場所にて、素焼鉢について書きましたがやっぱ、独立させます)

ポイント

  • 必要以上の大きさの鉢に植えない。1~2周りくらい。根の状況を見て、大きさ変更しないのも手。蒸散が活発な植物や、時期(植え替えはこの時期に行う)でしたらいいのですが、鉢が大きすぎると蒸散が追い付かず土がいつまでもジメジメした状態になり、根腐れの一因となります。特に根腐れを発症し、手術?の後の根のない物は、バランス云々より、とにかく小さい鉢で。復活して根が巻いてきたら植え替えればいいのですから。

吊り鉢

注意

  • 特に、ポトスなどの”吊り鉢”に注意!!屋外で楽しまれてる場合は良いのですが、室内栽培ですと、灌水後、水がたれるので鉢底の穴をふさぎがちです。また、購入時の吊り鉢では2重鉢の構造になっており、知らず知らずのうちに常時”受け皿”のついた状態になってます。
  • 2重鉢(購入時の吊り鉢で穴の開いてないもの)の場合、灌水は、中の鉢を取り出して、灌水、水切り後に外鉢に戻す工夫が必要です。PA190059.JPG 底の穴。できれば常時”開”にしたいですね。PA190057.JPG 2重鉢構造。中に水がたまる構造です。青鉢を抜いて、中の水を捨てる手間も重要です。

 注意

  • オシャレな、釉薬のかかった陶器の鉢をチョイスするときは穴の有無を確認。また、ヨーロッパ仕様のものは、穴が小さいので注意。あちらは乾燥気味の気候ですので。日本で使用する場合は、土の排水性を上げるか、ドリルにヤスリのビット(足の角質取るような、ヤスリ)をつけて、広げてあげます。(ちなみに私の使ってるヤスリは100均で売ってました。)その場合、気をつけて作業してくださいね。水を打ちながらの方が、コナも出ませんし、音も静かです。
  • また、穴の開いてないものは穴を開けるのは一苦労です。ダメもとで削るより鉢カバーとして使いましょう。PA190063.JPG 先端工具。陶器などは、”穴をあける”のではなく”削り・広げる”感覚で。磁器(セラミック)鉢は無理しない方が・・・硬いよ。
    PA290094.JPGあははは。頑張って、釜飯に穴あけてみました♪蓋も鉢台になるので面白いかも。なに植えようかな?(上の工具使用)

 根腐れかな?

大抵の植物は、地上部に異変が現れます。葉っぱが萎れたり、ツルなどの張りが無くなったり、落葉しだしたり、葉先が枯れこんだり・・・

・草系、多肉系は、植物を軽く動かしてみる。グラグラや、スッポって、ぬける場合があります。それは根腐れしてます。”支える”能力がなくなってます。

・ユッカやドラセナ等の樹木系は、特に”朴”仕立ての幹が変色(赤っぽく)したり、ぶよぶよ軟らかかったり、指で押すと怪しい(臭い)汁が、出てきたりします。幹まで腐れが進行してきてる証拠です。ここまで来るとほぼ末期。わかりずらいですがその前から根腐れは発症してます。木の養分でカバーするため発見が遅れる場合が多々ありますね。

ポイント

  • ドラセナなども早期発見が難しいですね。特に”朴”仕立ての物。脇芽や、頂芽などの成長点、展開してくる葉っぱに注意ですね。たまに”朴”のとこも触ってみるのも…。
  • 購入時は値段の割に、土が畑土のみとチープな場合が多いので、思い切って透水性の良い土に植え替えるのも手です。中に支持用の発泡スチロールもついでに破棄できますし。時期に注意です。

 
・サボテンなどでは急に”お辞儀”するみたいに倒れたりします。これも幹まで上がってきた症状です。わかりずらいですがその前から根腐れなどが発症してたりします。

ポイント

  • サボテンや、多肉、特にハオルチアなどの根腐れは早期発見が難しいですね。地上部はあんまり変化しないので・・・。目に見える変化、お辞儀溶けなどが出たらほとんどアウトです。大手術が、必要になります。

 根腐れしちゃった!!時は・・・。

軽度の場合、そのまま減水管理し、乾燥気味に管理することで乗り切れる時もあります。ですが、たいていの場合、”進行形”なため、早急の対策が必要です。

○疑わしきは鉢を外す。
とりあえず鉢を外してみる。外側に巻いてる根が真っ黒や、柔らかい、押すと汁が出る等の異常がないか確認

○軽く植物を引っ張ってみるのもいいです。
スッポって植物のみ抜ければ地下部はアウト!わかりやすいですね~。

根腐れを確認したら・・・

①変色した根、腐敗した根、スカスカな根はすべて除去する。
②切り口の乾燥

ポイント

  • 根の細いものや、乾燥に弱いものには注意。そのまま枯れちゃう場合があります。乾燥は、風通しの良い日陰で。

③乾燥後、新しい土で、清潔な鉢に植え付ける。

注意

  • この時の”灌水”についてはその植物によって。すぐあげた方がいいものと、しばらくたってからあげた方がいいものといるので注意。

ポイント

  • この時、小さい鉢に植えるのがポイント。あまり大きい鉢に植えると蒸散が無いのでいつまでも土がジメジメして、結局再発してしまいます。
  • 植物も余分な葉っぱは落としておいた方が結果が良いようです。本体の水分を飛ばしちゃいますので。

④ しっかり、倒れないように固定。あとはなるべく触らない・動かさないように風通しの良い日陰で管理します。

ポイント

  • この時の水管理にも注意。土が乾きにくいので乾くまで水は、あげません。しかし真夏などでしたら、土中のガス交換や、温度を下げる目的で思い切って定期的に灌水するのも手です。

冬期の注意点(期間限定)

これからの時期、どんどん寒くなってきますね。熱帯、亜熱帯の地方出身の観葉植物にとっては、「いやぁ~~~まいった!」「さ、寒い~」って心境ではないでしょうか。で、彼らのとる行動として、『成長・活動を最低限にする』つまり、休眠しちゃう植物もいます


・今まで「乾いたらたっぷり…」と書いてきましたが、”休眠してる植物”に対してはどうでしょうか。葉っぱからの蒸散も抑制されてる状況ですので、鉢中の水分量が高く維持されてしまいます。ですので、灌水量を控える必要が出てくる場合があります。(しかし、夏場と違って、ムレや、雑菌の繁殖も低減されるので即根腐れにはならないと思います)また新たに、部屋の乾燥(湿度の低下、暖房器具の使用など)という問題も発生します。予想以上に水分の蒸発が激しい場合があるので、こまめに土の状況を見る必要があります。

・何回も書いてますが、まずは自分の付き合ってる植物のデータを集める事。昔と違って、ググればかなりの情報が集まるはず。個人様のブログ等でも苦労した点や、冬場の管理はアップされてるものです。そういった情報を多く集めてとりあえず模倣してみましょう。

・特に多肉植物は、葉っぱや幹、根などに貯水機能を持ってますので、冬の間水を上げなくても大丈夫なものがいるほどです。シワしわになっても春、水を上げると復活します。ですので必要以上に与えないことが重要です。

・”初心者”向けで有名な「オリズルラン」
この植物も、根っこに貯水機能を持ってます。植え替えをしたことがある人でしたらお判りでしょうが、水分を含んだ太い根をいくつも持ってます。乾燥には強い品種ですので水のあげすぎに注意してください。葉っぱが細く(乾燥して、蒸散を抑えるために)なってからで十分です。冬はできれば室内で、霜、寒風でダメージを受けます。根まで凍らなければ春には復活します。


・ドラセナなどの葉水に注意!!

乾燥してくると霧吹きなどで”葉水”をする機会が多くなりますね。その際には、特にドラセナ系の新芽の筒の中に「水がたまらないよう」に注意してください。葉っぱを伝って予想以上に溜まってる場合があります。新芽(成長点)が腐り、”幹腐れ”に発展していく場合があります。ぬれタオルでふく程度(こっちのがめんどい?)でいいと思います。

根っこに重点を置いて書いてきましたが、冬管理の基本は、
・植物を知る。
・凍らせない(当たり前だね。)
・環境(生育環境、特に最低限の”生きるための”温度)を提供する。
・こまめに観察。
・異常時の対処
が、肝心ですね。購入=迎え入れるのですからこれくらいはやってあげないとですね。また、購入時に良く生育環境を検討することも(特に最低生育温度)大切です。

観葉植物は大変長く付き合えるものです。ちゃんと管理すれば私達より寿命も長いものばっかです。しっかり管理して、楽しく、長く付き合っていきましょう。 

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