2009年10月、アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスでドーン・ヴィンス(Dawn Marie Viens、当時39 歳) が行方不明になる事件が発生。
ドーン・ヴィンスは夫のデイヴィッド・ヴィンス(David Viens)と共にレストランを経営していました。
「世界が騒然!本当にあった?衝撃ファイル」でも紹介されたドーン・ヴィンス失踪事件の真相・犯人は誰?
■世界が騒然!本当にあった?衝撃ファイル【UFOスペシャル】
2009年、アメリカ・カリフォルニア州。
人気レストランを経営する天才シェフの妻が、突然失踪した。不審に思った彼女の妹が失踪届を出し、警察が捜査を開始。だが天才シェフである夫は、妻の失踪を否定した。
仕事でぶつかる事が多く、妻は家出を繰り返していたという。
捜査を進めると、夫の隠された裏の顔が暴かれてゆく!失踪事件の首謀者は誰なのか? 身の毛もよだつ恐るべき真実が暴かれる!
ドーン・ヴィンス失踪事件の犯人は誰?
アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスでドーン・ヴィンスは、夫のデイヴィッド・ヴィンスと共にロサンゼルス郊外のロミータにレストランを経営していました。
2009年10月18日、2人はレストランで仕事をする前にレストラン「カリフォルニア ピザ キッチン」で食事をすると、ドーンはその後、友人と出かけたまま行方が分からなくなります。
ドーン・ヴィンスの行方が分からないまま、2年の月日が流れますが、その間、警察が犯人としてマークしていたのが夫のデイヴィッド・ヴィンスでした。
娘のジャッキーが「妻を殺した」と冗談で言っていたことから「父親が自分の犯罪を告白した」と刑事に話しています。
デイヴィッドは「ドーンは私たちを捨てたんだ。」を周囲に話していたそうですが彼女のジープは駐車したままで、彼女が万が一に備えて友人と隠していた640ドルも手つかずのまま残されていました。
デイヴィッド・ヴィンスはドーンの失踪を調査している警察が自分を疑い始めたことを知ると、カリフォルニア州ランチョ パロス ベルデスの 80 フィートの崖から足から飛び降ります
しかしデイヴィッドは奇跡的に命を取り留め、その後の裁判で事件の真相が明らかとなります。
ドーン・ヴィンス失踪事件の真相は?
事件のあった2009年10月18日の夜、デイヴィッド・ヴィンスと妻のドーンは激しく言い争っていました。
妻のドーンがレストランのお金を盗んでいたとデイヴィッドが疑いを持ったことが原因のようで、デイヴィッドは怒り狂ったドーンを「落ち着かせるため」として口をテープでふさぎ、足を縛って放置します。
ところが数時間後、デイヴィッドが目を覚ますと、縛られたままの姿で事切れている妻を見つけてパニックに陥ります。
デイヴィッドはドーン殺害の証拠を隠すために遺体を処理するおぞましい方法を考えつきます。
デイヴィッドは、裁判で淡々と「ゆっくりと4日間かけて妻を料理しました」と答えています。
デイヴィッドは妻の47キロの胴体におもしを乗せて沸騰した湯の中にうつ伏せにして沈め、煮込んだ遺体と残骸を冷やしキッチンで出たゴミを一緒にしてカフェにある油専用の廃棄穴の中に投げ込んだ。
煮詰めきれなかった部分はゴミ袋に入れて捨てた。
ドーンの頭蓋骨だけは母の屋根裏部屋に残したと供述をしますが家の捜索もレストランの発掘も何も見つかっていません。
カフェもしらみつぶしに捜索したが、ドーンの遺体は発見できなかった。ドーンの体はゆっくりと煮込まれたため、形が崩れてどろどろになり、排水溝に流れてしまったらしい。
デイビッドは2012 年に第2級殺人罪で有罪判決を受け、15 年の終身刑を言い渡されます。
裁判ではデイヴィッドの半生も明らかになっていて、父親から虐待され、12 歳のときに年配の女性に性的虐待を受けています。
10 代の頃からコカインの取引に巻き込まれ麻薬密売に関連して 3 つの別々の連邦刑務所に服役した経歴がありました。