映画「耳をすませば」のその後、月島雫と天沢聖司はその後、結婚したんでしょうか?
月島雫は小説化の夢をかなえられたんでしょうか?天沢聖司のバイオリン職人は?
耳をすませば その後は?雫と聖司は結婚?破局?
映画「耳をすませば」では月島雫と天沢聖司はどうしてあんなに短期間で仲良くなったのかというと、聖司だけではなくて、確か雫も聖司をちゃんと知る前に名前だけにしろ、憧れていたからでしょう。
流れ的には、聖司が雫に片想い→自分も本を借りまくって必死に貸出しカードに名前を残す→雫が聖司の名前だけ知って運命みたいなものを感じ、雫はロマンチストなために顔も知らないのに聖司に憧れる(この時点で実物の聖司のほうは雫にチョッカイ出して自分を印象づけることに成功し、恋愛に発展させるには効果的な感じで雫に意識されるようになる)→日常を離れた異空間的な時間が流れるシチュエーションで、雫が偶然性の強い形で学校外の聖司と会う→チョッカイかけてきた少年の良い部分を知りギャップ効果で一気に好印象に!しかもそれが憧れの相手である聖司だと判明→泥臭いスポーツ少年ではなくスマートな芸術家タイプの聖司は雫にとって新鮮であり、出会いからの符合が運命の王子様と思うには十分な効果を発揮した+聖司は元々片想いの相手と仲良くなって舞い上がった…という感じだった気がします。まあぶっちゃけ、ヒロインの頭の中が相当ファンタジーで性格的にもかなりロマンチストだったために短時間で親密になったワケですね。
聖司のことを深く知った状況が日常から離れたシチュエーションだったあたりとか…ロマンチストな性格の人が、旅先などの非日常空間で短時間で恋に落ちるパターンにも非常に近い描かれ方だと思います。
映画「耳をすませば」のその後については原作となった柊あおいのマンガ『耳をすませば』には続編があります。
月島雫が中学3年の夏休みに体験した、不思議な出来事を描いていて、「りぼんオリジナル」1995年8月号に掲載された作品。
ただ雫と聖司たちの中学3年生の最後の夏休みが描かれているだけで、映画のその後については何も書かれていません。
■あらすじ
雫は中学3年生になり、受験勉強に励んでいます。ふと、居眠りをはじめると、奇妙な世界に潜り込んでしまいます。聖司のおじいさんの家で、不思議に綺麗な翼を見つけます。おじいさんは、3回満月の光にこの翼を当てると、不思議な力がやどり、だれでも空を飛べる」といいます。しかし、「翼をつけたものには、翼を持つものの役目がある、だから決して自由ではないんだ、この翼は死を運ぶ」と言いました。なんだか怖い話と思いながら悪い予感がしていました。ふとムーンが現れ、猫の図書館へと誘います。何でもわかる猫の図書館です。そこにはバロンがいて、雫の悪い予感は当たりだと言います。ところが、、、、なんと聖司が自由に飛べると思い込んで、翼をつけてしまったのです。翼を付け、死を運ぶ鳥となった、聖司は飛び立って行ってしまいました。
ふと、雫は目を覚まします。そこには目の前に聖司の姿が!!雫は照れながら、「聖司と私が同じ想いなら・・・・きっとどこかで道はつながっていると思っている」とつぶやきました。
ちなみに、「耳をすませば」は原作漫画とジブリ映画とじゃだいぶ違うんですよね。映画じゃヴァイオリン製作者志望でイタリアのクレモナに留学に行く予定だけど、原作漫画は画家志望で特に留学とかまでは確か言及されていない。
原作漫画だと、色々紆余曲折がありながらも結ばれそうだけど、アニメだとクレモナに留学ってことだと、当分恋愛どころじゃなくなるはずなんですよ。お互い想い合っているうちに年月が過ぎ、老いてしまった後に再会とかになりそうです。雫は日本文学内の作詞家か小説家に行きそうですしね。
「耳をすませば」の雫と聖司はその後結婚、それとも破局したのかについてはネットで現在でも様々な説がみられます。