走れメロスの登場人物の性格は?セリヌンティウスやディオニスは?

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走れメロスの登場人物の性格は?

太宰治「走れメロス」にはセリヌンティウスやディオニスなどの登場人物がいますが、それぞれの性格は?

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走れメロスの登場人物の性格は?セリヌンティウスやディオニスは?

「走れメロス」の登場人物は、

メロス
ディオニス王
親友セリヌンティウス
メロスの妹
妹の婿
フィロストラトス
老爺
山賊
少女
村人
酒宴の人たち。

その内、作品中で性格が分かるのは、メロスと王ディオニス位だと思います。

メロス:単純な男・のんき・陽気・正義感がある・明るい

王ディオンス:みけんのしわが、、刻み込まれたように深い・邪悪・暗い

が一般的な解釈だと思います

「走れメロス」の主な登場人物は,メロス,セリヌンティウス,ディオニス王です。このうち,心情をガラリと変えたのは,ただ1人、ディオニス王です。

王ははじめ「人の心は,あてにならない。人間は,もともと私欲のかたまりさ。信じては,ならぬ。」と言ってましたが,最後には「信実とは,決して空虚な妄想ではなかった。」と言ってます。この「信実とは,決して空虚な妄想ではなかった。」がディオニス王が,物語を通して受けた変化の結果です。言い換えれば,作者が物語を通して読者に与えたい主張(意見)と考えることができます。

メロスの性格

素朴な牧人で単純ではありますが邪悪には敏感な若者

正義感が強い(王が乱心で民を助けるため短刀で殺そうとした)、妹思い(王に与えられた3日間で結婚式を挙げさせた)、勇猛果敢(王の策略の山賊や濁流に立ち向かう)、単純な男(王に激怒しすぐに王城に向かう)

セリヌンティウスの性格

メロスを信頼している(メロスは来ますとだけ答える→強い信念をもつ)、優しい心をもつ(メロスのありえないお願いに無言でうなずく)

ディオニスの性格

人間を信じることが出来ない猜疑心の強い暴君(罪のない人を処刑するなど、自分勝手)

人を信じられない(臣人も疑い、孤独の心をもっている)→最後…メロスとセリヌンティウスの最後まで信頼している姿に感動)

ディオニス王は以前はちゃんと政治を行っていた市民の信頼も厚い王だったと思われます。しかし、なにが起こったか分かりませんが(裏切りで命の危機を感じたと僕は思う)ある出来事により人が信じられなくなったと思われます。

また、王はそれ以降自分の地位に対する執着が強くなり自分の跡継ぎや妹婿を殺したと考えられます。それにより孤独の地位の王であると同時に、周りの人間を殺したことでもっと孤独になったことが予測されます。なので王はメロスとセリヌンティウスの友と友の関係を見たとき自分も信頼できる仲間の中に入りたいと思ったのではないのでしょうか。

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