自動車のラジエーターのひび割れ・亀裂の原因は?
水が少しずつ漏れ出し、水蒸気が少し出ているようなラジエーターの補修・修理は、自分でもできるものなのでしょうか?
ラジエーターのひび割れ・亀裂の原因は補修は?
車のラジエーターは基本的にひび割れ・亀裂は交換になります。圧がかかるので修理は不可です。
アッパータンクの割れ程度なら止まる事もありますが、プラスチック自体が弱くなっていますので、一箇所が止まっても別の所や続きの所から漏れ始めるのであまり意味はありません
素人修理ですとパテを塗る方法が一般的と思いますが、パテだけですと強度が足りずに漏れが止まらない場合が多いので、補強のために薄い銅板又は真鍮板を貼って強度を上げて下さい。
手順としては、
1 ひび割れたタンク部分を完全に乾かす
2 パテを塗る部分を、目の粗いペーパーで擦る
3 薄い銅板又は真鍮板を、施工範囲の大きさに切る
4 銅板又は真鍮板をタンク形状に合わせて湾曲させる
5 パテを塗り、その上に銅板又は真鍮板を貼り付ける
6 パテと板の間に隙間がないか確認して、完全に乾燥させる
以上で良いかと思いますが、完全に止まる保証は出来ませんし、他の箇所が割れて漏れる可能性があります。
あくまで応急処置と考えて下さい。
漏れ止め剤ですが、タンク部分の漏れには効果が薄いですし、かりに止まったとしても弊害がありますので使用しない方が賢明です。
ラジエーターのひび割れ・亀裂その場しのぎで仮に修理ができたとしても、全体が老朽化しているので圧力がかかればあっという間に違う箇所から漏れ出します。
漏れ止め剤を使う場合も、同様の理由で適しません。
さらに漏れ止め剤は空気に反応して繊維状に固まるので、ウォーターポンプを固着させる危険もあります。
廃車前提で、とりあえず壊れるまでというなら話は別ですが使わないほうが身のためです。
半年とか次の車検まで乗って乗り換えるとか言うのなら漏れ止めでも良いと思いますが、これから何年も乗るのであればラジエターを交換しておく方が良いでしょう。
お薦めはタンク交換修理か社外新品交換になりますが、どちらが安上がりかと問われれば、タンク交換の方が安いと思います。
社外新品ですと、型式等が分からないので正確ではありませんが、1万9千~2万4千円だと思います。
タンク交換修理は1万5千~1万8千円が相場ですので、あとは脱着工賃でしょうか、ホース等が痛んでいない場合ですが。
ちなみにアルミコアならコアから漏れるコトは滅多にありませんので、コア分部に目立った傷が無ければタンク交換だけで問題ない筈です
ただラジエーターは本来であれば故障しにくい部品の一つで、ラジエーターが故障している場合、他の部品も劣化や損耗・損傷などが起きていることが多いようです。
修理代の合計が10万円を超えることもあり、想定外の高い出費となるケースも少なくありません。
そこで1つ検討してもらいたいのが車の買い替えです。
ラジエーターというのは手軽に交換できるワイパーやエンジンオイルなどとは違い基本的に廃車になるまで壊れることを想定していません。
そんな部品に異常が発生ているわけですから、他の部品にも相当の負荷がかかっている可能性が高く、遅かれ早かれあちこちを修理する必要が出てきます。
そのたびにまた5万円も10万円も出費を重ねることになるならば、いっそのこと今のうちに車を売却して新車に乗り換えたほうが経済的ではないでしょうか。
具体的に、自分の車が今、いくらで売れるのかというのは、中古車買取業者によって、かなりばらつきがあります。
1000円とか5000円と言った差じゃなくて、10万円、20万円単位で査定額に違いが出ることも珍しい話じゃありません。
弊社の一括査定依頼サービスの利用者の場合、車買取会社の買取査定額のほうがディーラー下取りの査定額よりも平均で17万7,693円高いという結果と なっています。売却金額が25万円未満の車でも、車買取会社での買取りのほうが平均で5万円以上も高額に査定されていました。また、売却金額が125万円 以上になると車買取会社の査定額のほうが平均30万円以上高くなるという傾向も。査定額のみに絞って見ると、車買取会社に優位性がうかがえます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000002830.html
ということは、つまり、できるだけ多くの業者に見積もり依頼をすることで、より高い査定額をつけてくれる業者を見つけられる、というわけです。
そこでぜひ活用すべきなのが一括見積もりサイトです。
このサイトを使えば、自分が住んでいる地域の業者に対して一気に見積もり依頼を出せます。
・メーカー
・車種
・年式(多少ずれていてもOK)
・走行距離(多少ずれていてもOK)
の4項目と連絡先を入力すれば良いので、
作業はスマホからでも一分もあれば完了。
もし、サイトを使わず自力で業者を探していたら、最悪の場合、17万7,693円も損をしていた可能性があります。
そう考えると、一分の手間を惜しまず、すぐに見積もりを取り寄せておいて損はないんじゃないでしょうか。
ちなみに、今すぐ売却する意思はなかったとしても、早めに査定だけは依頼した方が良いですよ。
車の価値は時間とともにどんどん落ちて行きますが、それ以上に深刻なのがモデルチェンジです。
モデルチェンジ後に新モデルへ乗り換える人が増えるため、中古車市場にモデルチェンジ前の車があふれ、査定額が下がる傾向にあります。
こういった情報が公開されるや否や、激しい値崩れを起こしたことは過去に何度もあります。
ただ、モデルチェンジがいつ発表されるかなんて誰にも分かりません。ディーラーですら見当がつかないでしょう。
だからこそ、今のうち車の査定だけは済ませておきましょう。
査定結果にはたいてい、一ヶ月くらいの保証期間がついています。
明日とか明後日に値崩れが始まっても、高い金額のまま買い取ってもらうことができますよ。
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