雷で傘さして歩くのは危ない?落ちる確率は?

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雷で傘さして歩くのはちょうど避雷針のように危ないんでしょうか?

雷が傘に落ちる確率は?感電してびりびりすることはあるんでしょうか?

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雷で傘さして歩くのは危ない?落ちる確率は?

【雷】落雷のとき…"軒下"や"木造の建物"に逃げるのは危険? 雷から命を守るには (20/09/11 15:18)

まず雷が傘に落ちる、落雷することはあるのかというと、理論上、落ちます。可能性はゼロで張りません。

それも高い場所にいたのであれば、雷が落ちる確率も高くなります。

雷は、落雷直前の停止位置を中心とし、雷撃距離を半径とする球内に存在する最も近い物に落ちます。雷は、背の高い物を狙って落ちるわけではないです。山の峰や高層建築物など、背の高い物に雷が落ちることが多いのは、稲妻のステップ停止位置とそれらの距離が雷撃距離以内になる確率が高いためです。その際、落雷するもの(人体・樹木・建物・ビニール・金属など)の導電性は、無視されます

傘くらいじゃ落ちる確率はそれ程上がりませんが雷の日に傘は差さない方が良いのは間違いありません。

激しい雷雲が真上にあるのに、長い時間外を歩くという行為は非常に危険です。

周りに何もないような広い場所(海岸、ゴルフ場、グラウンドなど)で傘をさすのは自殺行為です。雷鳴が聞こえたら、そういう場所からはすぐに避難してください。

大学教授が教える落雷の原理と雷対策のウソホント
大学教授が教える落雷の原理と雷対策のウソホント梅雨が明けると季節は夏。

空気と比べて、固形物(傘や人間など)は電気をよく通します。

周りに避雷針や高い塔などがあれば良いのですが、用心するに限ったことはありません。

雷の日は出来る限り外出を避け、どうしても出かける際は、車での移動を多めに取ることを心がけるようにしましょう。

車の中にいれば、万が一にも雷が落ちた場合、そのまま地面まで流れて行ってくれるため、人体には全く影響がありません。

どうしても外出せざるを得ない状況なら、やれることを以下に書きます。

まず樹木(小枝や葉も含めて)の4m以内に近づかない。木のそばへの避難は自殺行為です。

金属類は、そのまま身につけておいて良い。
金属が雷を引き寄せるため、体からはずす様に言われていましたが、全くの誤りです。落雷時に人体より電気の流れやすい金属周辺の皮膚に軽度のやけどは負いますが、雷の電流の多くが金属に流れる分、人体を流れる電流が減り、生存確率は上がります。

それ程確率は変わらないと言いましたが仮に低い姿勢を取る時は、寝そべらず、両足の間隔を狭くしてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。

足を広げておくと、落雷時に地面を流れる電流が体を流れやすく、負傷する確率が上がります。

街のビルが密集して建ち並んでいるような場所であれば、まず心配は要らないでしょう。建物の中に避難して雷をやり過ごすのが最も安全な方法です。

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雷発生のメカニズムなどの基本的な知識、屋内・屋外での身の守り方、雷の予測の仕方、ご家庭や施設でできる雷対策など、「雷(らい)ぶらり」は雷に関する幅広い知識・対策・情報をお届けします。

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【雷が鳴ったらとるべき行動】空ネット(6月15日放送)
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