ロード・オブ・ザ・リングでサウロン正体は?なぜ指輪?

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

ロード・オブ・ザ・リングの冥王サウロンの正体は?

冥王サウロンは何故指輪を作ったのでしょうか?

スポンサーリンク

ロード・オブ・ザ・リングでサウロン正体は?

ロード・オブ・ザ・リングで冥王サウロンとは悪の心を持つヴァラールの 「メルコオル」 (力のあるアイヌア=ヴァラール)にかつて仕えていた悪霊のような存在。

3000年前、人間とエルフの連合軍がサウロンに立ち向かった戦があった。その時「1つの指輪」はサウロンの指から切り離され、サウロンの姿は滅ぼされた。

しかしサウロンの魂は生き続けていた。今は目だけの存在となり、「1つの指輪」を探していた。その指輪は巡り巡ってフロドのところにやって来たのだった。

サウロンや彼と同じ種族「アイヌア」にはそもそも「肉体」というものがありません。魂のような存在なんです。しかし地球に住む以上、他の者たちに姿が見えないと困るので仮の姿として何かしらの格好をするのが一般的です。そういうわけでなんかの姿をとるというのはサウロンに特有の力ではなく、アイヌアという種族が元から持っている力です。サウロンもかつてはエルフから見ても素晴らしいと思われる姿をとることもできましたが、その肉体は失ってしまいました。また終盤で一つの指輪を破壊されたサウロンはほとんどの力を失い、あの目ん玉のような姿も失って、中つ国でも不死の国でもない、「虚空」と呼ばれる人間の理解の及ばないところに放逐されてしまいました。映画に出てくるアイヌアとしては他に、ガンダルフやサルマン、モリアのバルログが挙げられます。

サウロンが「エルフから見ても素晴らしいと思われる姿」を失ったのは一つの指輪を奪われるよりも100年以上も前の話なので、たとえ一つの指輪が戻っても、姿を自由に変えることはできないようです。変えられる姿もある程度限度があるみたいです

ロード・オブ・ザ・リングでサウロンはなぜ指輪?

冥王サウロンは何故指輪を作ったのかというと全種族を支配したかったからです。

言葉巧みに指輪を作らせ、最後に一つの指輪を作りそれを使って支配しようと企んでいました。

世界をを平和に治める為の贈り物だと偽り中つ国各地に割拠する王たちに与えて、自らの駒として操ろうとした結果エルフの王達は支配に屈さず、抵抗しましたが人間の王達は指輪の幽鬼・ナズグルと化しました。

ドワーフの王達は魔力と格闘した末に悲劇的な最後を迎えました。

19の指輪の製作者ですがそれぞれ

・1つの指輪・・・製作者はサウロン
・3つの指輪・・・製作者はケレブリンボールという名のエルフの工匠
・7つの指輪と9つの指輪・・・サウロンの監督下でケレブリンボールや他のエルフの職人達の手で作られた

となっています。

このうち7と9はサウロンの助力が必要だったので、制作の過程でサウロンの悪意が吹き込まれてしまったため、嵌めたものは徐々に影の世界に入り最終的に幽鬼となってしまいます。しかし3はケレブリンボールが単独で作り上げたので、サウロンの悪意が吹き込まれていない、穢れのない指輪となっています。ただ力の指輪はサウロンの知識が元になっているので、3も7や9と同様に1に従属します。

3つの指輪は空の下なるエルフの王に
7つの指輪は岩の館のドワーフの君に
9つは死すべき運命(さだめ)の人の子に
1つは暗き御座(みくら)の冥王のため、影横たわるモルドールの国に。
1つの指輪はすべてを統べ
1つの指輪はすべてを見つけ
1つの指輪はすべてを捕えて
暗闇の中につなぎとめる。影横たわるモルドールの国に。

なぜエルフとドワーフにも指輪を与えたのかというと、3はエルフたちが独自に作り上げたのでサウロンから貰ったわけではありません。

7・9もエルフたちが当初は保持していたのですが、過去に起きたサウロンとエルフとの大戦の結果エルフ側からサウロンが奪い取り、人間とドワーフにプレゼントとして配りました(勿論サウロンは正体を伏せて配りました)。その結果堕落しやすい人間はナズグールとなってしまったわけです。対してドワーフの方は、ドワーフという種族自体が神様に創られた際、極めて闇に抵抗力のある存在として創造されたので、幽鬼となることはありませんでした。が、7に吹き込まれたサウロンの悪意は別の形でドワーフを苦しめることになります。金銀財宝を強欲に執着し収集するようになり、最終的に竜に宝を狙われ襲われて破滅する、といったような結果となりました。

19の指輪全てを操る前に1つの指輪を作れたかという点ですが、サウロン側としては他種族を力の指輪を通して支配するというのが狙いなので、1つの指輪とそれに従属する19の指輪といった構図は必要なものです。

最後に映画でのガラドリエルとサウロンのシーンですが、あれはガラドリエルに吹き飛ばされたわけではなく、サウロンが撤退しただけです。原作でもサウロンが退いたとなっていますし、映画でも東方に逃げ去ったと字幕にあったと思います。

指輪には4つの役割があります。

●姿を消せるマジックアイテムである。
これは、ビルボが「ひとつの指輪」を手に入れたストーリーにおいて、そもそも隠身の指輪として登場したせいだと思われます。ビルボやフロドにはそれなりに便利な能力でしたが、強大なサウロンに必要だったとは考えづらい機能です。

●魔王サウロンの命である。
サウロンは自分の命を「ひとつの指輪」に込めました。〝指輪の破壊”=〝魔王の死”となった代わりに、死の山の火でなければ破壊不能な指輪がこの世に存在し続ける限り、サウロンは不死となったのです。

●「力の指輪」を束ねる能力がある。
映画第1作の冒頭で説明されていますが、中つ国ではかつて、複数の「力の指輪」が鋳造されて、国を治めるためそれぞれの種族の王たちに渡されました。
これらの指輪は、使用者の能力を高めるマジックアイテムです。フロド一行を追いかける黒馬の乗り手・ナズグルが、「指輪に逆支配された、伝説の人間の王だ」と説明されている点から、人間に与えられた場合でも、不老になる・途方もない戦闘能力が身に付く、などの効果があると考えられます。
ガンダルフも、「儂がひとつの指輪を見に付けたら、指輪の力で正義をなそうとするだろう。結果的にその力は災いを招くだろう」という意味のことを言っています。エルフの女王サマも、「指輪がわたしのものになったなら、圧制したい?」って言ってましたよね。彼ら魔力の使い手にとっては、「ひとつの指輪」は、まさに魔王へのパスポ-トです。
「ひとつの指輪」を付けたフロドが大したことないのも、元々彼に力がないことと、指輪の支配への抵抗力の高さが、自分の体力を指輪に削られる方向で作用しているからだと考えられます。『王の帰還』で〝指輪は俺のもの”宣言をしたフロドが結構ギラギラしていたように、さっさと悪堕ちしていたら、彼もスーパーフロドに変貌していたかもしれません。
他の種族に与えられた「力の指輪」も、おおっぴらに使われるシーンは劇中にないものの、各王家に保管されているわけです。中つ国を独裁支配するために、サウロンが密かに作った「ひとつの指輪」は、それぞれの「力の指輪」を支配し、指輪の着用者たちを逆支配することができるのです。

●指輪には独自の意志があり、所有者を操る。
「ひとつの指輪」には独自の意志と判断能力がある、と説明されています。しかしあくまでその意志は邪悪なもので、魔王サウロンと相思相愛。持ち主の心をを誘惑し、行動を操り、欲望の力で破滅させて、自らはサウロンの元に還ろうとするのです。この呪いは極めて強く、指輪を一時的に所有したビルボとフロド(原作では後にサムも)は、呪いの影響を癒すために、海の彼方にある「不死の国」へと去ることになります。

以上をまとめると、「ひとつの指輪を指にはめて、その誘惑にに逆らわずに支配されれば、パワーアップして覇道を歩める。ただし、時を追って人間性を失っていき、遠からず破滅する」ってところでしょうか。
支配されなくても、透明化の能力はデフォで使えます。
性能的には「ひとつの指輪」に数段劣る「力の指輪」に支配されたナズグルたちが、半不死にはなっても、サウロンの絶対支配の下で〝変な世界”を永劫に彷徨っていることを考えると、少なくとも人間の身にあまりいいことはなさそうですよね。

タイトルとURLをコピーしました