エヴァで加持はなぜ死亡?犯人・誰が殺した?遅かったじゃないかとは?

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エヴァンゲリオンで加持リョウジは撃たれて死亡しますが加持を殺したのは誰なのでしょうか?

「よう、遅かったじゃないか」というシーンがありましたが、あれは誰に向けていったのでしょうか?

銃で撃たれる前にミサトに残した「8年前に言えなかった言葉を言うよ」とは?

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エヴァで加持はなぜ死亡?犯人・誰が殺した?遅かったじゃないかとは?

エヴァンゲリオンで加持リョウジは撃たれて死亡するシーン。

庵野監督は「“誰か”であって、特定のキャラクタ(作中で顔と名前のある人物)が殺したわけではない」。

また「ゼーレの手の者かネルフの諜報部」と発言しています。

「よう、遅かったじゃないか」というセリフは多くの謎を残した1シーンで、突然それ以降加持リョウジが居ないエヴァが最後まで続きました。

誰に向けていったのかというと考えられる候補は、

・ミサト
・ゼーレの関係者
・ネルフの諜報部

その前後でハイヒールの音がするので、犯人は女性。

女性であればミサトかリツコ、マヤあたり。

テレビ放送当時は、「ミサト」説も有力でしたが、各種公式資料、監督談話、解説本が出る様になると、”この説ではない”と思われるようになってきました。

結論を先に言うと、今では「ゼーレの関係者」説が最も一般的です。有力です。

加持はゼーレ、ネルフの二重スパイをしていました(日本政府を含めると三重スパイ)。ゼーレ、ネルフ両者はそのことを承知していて黙認していましたが、最終的にはゼーレの側は”放ってはおけない”と判断したようです。

それは殺される直前の以下の発言からもわかります。

加持がゼーレを裏切り冬月を逃がすシーン
冬月>この行動は君の命とりになるぞ
加持>それにアダムのサンプルを碇指令に横流ししたのがばれそうなんでね

ちなみに、テレビ版ではハイヒールだけど、その後のビデオ版では足音が普通の足音に差し替えられた。

つまり、犯人は女性キャラという訳ではないらしい。

加持はゼーレの内諜であり、その役目はネルフが、ゼーレのシナリオから外れた行動を取らないように監視することでした。

実際のところはネルフの勝手な行動をたびたび黙認しており、「鳴らない鈴」と評された加持は、冬月の誘拐を命じられ実行しました。

しかしこの件がゼーレの指示であること、そして自分を誘拐したのが加持で、解放したのも加持だと冬月は知っています。

である以上、ゼーレ配下の組織であるネルフは、ゼーレの内諜と言う理由で加持を殺すことはできません。

この時点で加持を殺すことがゼーレに対する明らかな造反となる以上、最低限ロンギヌスの槍を捨てるまではゼーレの計画の忠実な実行者でなければならないネルフにとって、ここで加持を殺害する意味がありません。

よってゲンドウ、冬月、リツコは容疑者から外れます。

加持のもう一つの勤務先である内務省調査部には、ネルフの中核にまで入れる唯一のスパイである加持を殺すメリットはありません。

この時点で加持を殺す動機を持ち、また彼の生殺与奪の権限を持つのはゼーレだけということになります。

冬月の解放は、もともとネルフに帰すことになっていたので黙認したとしても、かといって明らかな背任行為を働いた加持を、野放しにはしておきません。

したがって、殺害を指示した黒幕はゼーレ。

実行したのはゼーレの内諜の人間か、またはネルフの造反をも確認する意味でネルフ諜報部に殺させたか、どちらかでしょう。

裏切り者の処理は信用できる者に任せるのが常ですから、ネルフに任せた可能性は低いとは思われます

エヴァで加持の8年前に言えなかった言葉

新世紀エヴァンゲリオンで加持が銃で撃たれる前にミサトに留守電で残した「8年前に言えなかった言葉を言うよ」とは結婚式がある話が何話目かにあったので、結婚を前提としたプロポーズの言葉だと思います。

作中では明確にされていないものの、劇中で8年前というと、ちょうどミサトが大学卒業してゲヒルンに入る頃です。

お互い結婚しようと思ってたけど、ミサトは父親の呪縛から逃げられず、加地に別れを告げ、ゲヒルンに入ったのではないでしょうか。

エヴァで加持はなぜ死亡?犯人・誰が殺した?ネットの口コミは?

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