「パピヨン」と「バタフライ」の違いは?
どちらも日本語では「蝶(チョウチョウ)を意味するようですが「パピヨン」と「バタフライ」の意味は何か違うんでしょうか?
パピヨンとバタフライの意味の違いは?
バタフライ(butterfly)は英語です。
パピヨン(papillon)はフランス語で蝶々または蛾の意味です。
ちなみにパピヨンは蛾も意味に含むみたいです。
フランス語では蝶と蛾を区別する言葉がないため、蝶と蛾を区別をするときはチョウを「昼のパピヨン」、ガを「夜のパピヨン」と呼ぶこともあるようです。
英語で蛾(ガ)は「モス」(moth)となります。
また、イタリア語でも、蝶は「farfalla」、蛾は「tarma」と呼び、区別しています。
この他、ドイツ語やスペイン語などでも、蝶と蛾は同じ単語が用いられており、区別されていません。
昆虫の系統図を見ると、あるところから「蛾」の仲間が発生をする。そして、その流れの中の一部分に「蝶」があります。
つまり、「蛾・蝶」のグループのうちで、美しい色をしたものを切り離して「蝶」と言ったような使い分けをしているようです。
ちなみに、パピヨンは犬種の名前にも使われています。
蝶の羽のように広がった耳を持つことから名付けられた、とのことです。