クライマックスシリーズの球場はどこ?
クライマックスシリーズの場所の決め方はどうなっているんでしょうか?
クライマックスシリーズの場所・球場の決め方は?どこ?
クライマックスシリーズの開催球場については、セ・パともに、上位チームの本拠地で行われます。
第1ステージ(2位vs3位)=2位チームの本拠地
第2ステージ(1位vs第1ステージの勝者)=1位チームの本拠地
クライマックスシリーズは全てナイターかというと、主催球団(ファーストがシーズン2位、ファイナルがシーズン1位)の意思で決まります。
クライマックスシリーズは先に何勝したら次のステージに行けるのかというと、「上位チームは負け越さないこと」「下位チームは勝ち越すこと」が次のステージに行く条件です。
ファーストステージ(レギュラーシーズン2位対3位)は2勝先勝(3戦制)
ファイナルステージ(レギュラーシーズン1位対ファーストステージ勝者)は4勝先勝(6戦制)
ファイナルステージはレギュラーシーズン1位のチームに1勝のアドバンテージが付きます。
従って、ファイナルステージはレギュラーシーズン1位チームの1勝0敗から始まります。
具体的に見ていきますと、シーズン2位のチームは「2勝0敗」「1勝1引分」「1勝2引分」「3引分」「2勝1敗」「1勝1敗1引分」でファーストステージを突破できます。
一方3位の広島は「2勝0敗」「2勝1敗」「1勝2引分」でファーストステージを突破できます。
また、雨天中止の場合でも「上位チームは負け越さないこと」「下位チームは勝ち越すこと」という条件は同じです。
極端な場合、すべて雨天中止であれば1試合も行なわれなくても2位のチームが突破します。
ファイナルステージも同じ条件で「上位チームは負け越さないこと」「下位チームは勝ち越すこと」ができれば日本シリーズに進出できます。
ただし、ファイナルステージのみ1位チーム(今年のセなら巨人)に1勝のアドバンテージがあり、それを除いて最大で6試合行なわれます。
(追加)
日本シリーズもシリーズ出場チームの本拠地ですが西暦が奇数年度は、パリーグの優勝チームの本拠地にて開幕し、3~5戦はセリーグの優勝チームの本拠地で開催
西暦が偶数年度は、セリーグの優勝チームの本拠地にて開幕し、3~5戦はパリーグの優勝チームの本拠地で開催となっています。
偶数年で第8戦があれば第8戦がセリーグ本拠地、第9戦があれば第9戦がパリーグ本拠地となります。
奇数年で第8戦があれば第8戦がパリーグ本拠地、第9戦があれば第9戦がセリーグ本拠地となります。
第1戦から第7戦までは15回裏終了時に同点であれば引分、第8戦と第9戦は勝敗が決するまで延長18回になってもやります。
セリーグの代表チームかパリーグの代表チームのどちらかが先に4勝したほうが日本一となります。
ただし、本拠地球場が使用できない場合(開催基準の3万人収容に満たない場合など)は、他チームの本拠地を借りて開催されます。
ちなみに、プロ野球の開幕戦の球場の決め方は2001年までは、
”前年シーズンのAクラス3球団に開幕主催権”
”対戦カードは(優勝×4位)(2位×5位)(3位×最下位)”
となっていました。
その後、幾度のルール変更が行われまして、
2012年以降は、
”セは2年前、パは3年前のAクラス3球団に開幕主催権”
”対戦カードは原則として、ランダムに決める”
となっています。
尚、新型コロナの感染拡大の影響で、セの2021年シーズンは2019年ではなく2018年の成績を反映します。