「カラダ探し」は小説が原作でその後は漫画化されさらに実写映画ともなりました。
ただ漫画「カラダ探し」と小説「カラダ探し解」には違いがあるようですが何が違うんでしょうか?
カラダ探し原作小説・漫画の違いは?ラストの結末?
カラダ探しラスト・結末について、原作小説とマンガでは小野山家が崩れ始め高広と明日香が家から脱出後、ここからが主に違います。
漫画版では結局あの日生き残ったのは最後まで戦った
・明日香
・高広
屋上で死んだ美雪といた
・翔太
足を怪我して袴田から逃がしてもらった
・結子
の、計4人でしたが、美紀の影響で最後まで戦った明日香と高広のみ記憶が残されて、その他の人の記憶は全て消され、呪いが完全に解けた。
原作小説では小野山家からでる
天に昇って行く光を2人は眺めます
明日香はその光の中に遥、健司、武司、美雪の姿が見えたような気がし、
そのあとひび割れた世界が崩れ落ち、明日香は目を閉じます気がつくと座っていた同じ体勢で目が覚め隣で高広が寝ているんです、高広を起こし遥をいつ小野山家からもっていくかと問いかけると、高広のカラダ探しの記憶が消えています。その後学校に戻り死んだ美雪を抱きしめていた翔太がいる屋上に行くと、美雪は消え、翔太だけがそこにいました、
「明日香、俺、どうかしたのかな?ずっとここにいただけなのに胸が張り裂けそうなほど悲しいんだ。ほら、涙が出てるだろう?」と翔太のカラダ探しの記憶もありません。そこでやっと、赤い人の墓に向かった人たちはみんな死んだことに気がつきます。が、みきの呪いが解け眠りから解放された小川くんが明日香に駆け寄ってきてカラダ探しのことを話し出します、小川くんと明日香だけがカラダ探しの記憶が残っている状態ですね。
戦いの果てカラダ探し絡みで生き残ったのは高広、明日香、結子、理恵、日菜子、翔太、小川君ということになります。
呪いが完全に解け、1年3ヶ月後
卒業式を迎えるのですが、卒業式が終わったあと外に出て在校生の
「おめでとうございます!」
という声が飛び交う中、
その声とは別に
「明日香!ありがとう!」
という小さな声が聞こえてくるのです
振り返ってみてもわからず、高広は不思議そうに明日香を見ていて、その異変に気がついた小川君が自分も聞こえたと明日香に伝えます
「本当にありがとう!私たちを忘れないでいてくれて!」とまた聞こえてきます、明日香は必死に探しますが見つかりません。森崎さん、あそこ!小川君が西棟の屋上を指さしました、
そこを見ると
遥、美雪、武司、健司、八代先生の
姿があります。
「袴田君!ぼく頑張るから!誰にも負けないように頑張るから!」と号泣しながら手を激しく小川君に武司が軽く手をあげました、その声に誰よりも早く反応したのが結子、記憶がないはずなのに涙を流して周りを見渡しています。
その後屋上にいた皆んなはスーッと煙のように消えてしまいます。
カラダ探し原作小説・漫画の違いまとめ
明日香は無事に生き残り短大生になるそうで、引っ越します。
高広は明日香のアパートの近くの仕事場を見つけ内定しました。明日香と高広は結ばれます。
遥は美子の呪いを解くため明日香・高広と共に小野山邸の中にある壺を割る際に黒くて怖い人に殺されそうになった明日香を庇って死にました。
八代先生は第3夜の最後に書かれてますが、留実子が呪いを解くため美子の心臓を美子の棺桶に納めるときに赤い人から時間を稼ぐため立ち向かい、死にました。
因みに最終的に生き残ったのは明日香・高広・翔太・小川君・日菜子・結子・理恵です。
その中でカラダ探しと死んだ留実子・武司・健司・美雪・遥の事を覚えているのは明日香と小川君だけです。
残りのメンバーは存在そのものを忘れてしまったようです。