青木島遊園地という長野市の公園が周辺住民の苦情のために廃止となることが波紋を広げています。
さらに市に対して意見を言っていたのが大学の名誉教授だったと報じられネットで特定の動きが強まっています。
※当記事ではクレーマーを原義の「要求者」「請求者」の意として使っています
青木島遊園地クレーマー特定は?名前は誰?信州大学名誉教授?
子どもの声がうるさいから公園が廃止…それでいいの?揺れる長野市の現地で徹底取材〈声のチカラ〉
「長い間ご利用いただき、ありがとうございました」と張り紙
公園は長野県長野市青木島町大塚にある青木島遊園地。小学校の体育館一つ半ぐらいの広さで閑静な住宅街にある。記者が初めて訪れた11月中旬はツツジやケヤキが見事に紅葉していたが、遊び回る子の姿はなかった。ふとフェンスの張り紙を見ると「青木島遊園地は、令和5年3月31日をもって廃止いたします」とあった。市役所が作った張り紙だ。原状復旧工事のため今月ごろから閉鎖するとし「長い間ご利用いただき、ありがとうございました」と結んでいた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b03129f990be95b7b25daec9b030e0e1d03bc79f
青木島遊園地は青木島小学校、青木島保育園、青木島児童センターに囲まれた場所に位置し2004年に地区住民の要望を受け、農地だった場所を公園として整備されていたそうです。
しかし、公園付近に住む男性から「子供の声がうるさい」として一転して廃止。
2021年8月に実施された市と男性による協議では、公園緑地課の職員に対し男性は次のような主張をしたとされています。
「公園を作りたい、拡げたいのはわかるが、自分たちに都合の良い人たちだけに声をかけて説明し、不利益を被る人たちを説明会に呼ばないのはおかしい。(公園の利用について、お考えを変えていただくことは困難でしょうか?という公園緑地課の問いかけに対して)これまで18年ですよ」
青木島遊園地のクレーマー(ここでは原義の「要求者」「請求者」の意として使っています)については、
週刊誌の報道などを繋ぎ合わせると、
○廃止となった青木島遊園地の近隣に自宅がある
○国立大学の教授を務めていた
○20213月に退職し名誉教授となった。
としています。
ちなみに、長野県にある国立大学は信州大学一つだけのようです。
ネットではクレーマーの名前を特定する動きが見られるものの、現時点でメディアを通じて公開されている情報だけでは個人を特定することはできないようです。
憶測に憶測を重ねて、誹謗中傷や名誉棄損となるような行為は慎まなければいけません。
クレーマーとされる人物の主張、そして市のこれまでの対応をどちらも理解した上での発言が望まれます。