「鬼滅の刃」で伊之助はなぜ猗窩座(あかざ)の腕を切って逃した?
猗窩座(あかざ)が煉獄さんに動けなくさせられてると、伊之助が走ってきたら猗窩座(あかざ)が動けるようになって逃げれたのはなぜでしょうか?
伊之助が猗窩座を逃がした理由はなぜ?【鬼滅の刃】無限列車編
「鬼滅の刃」で伊之助は猗窩座(あかざ)を逃したように見えますが実際には猗窩座が自ら引きちぎっています。
伊之助に首を斬られる寸前に、猗窩座が自分で腕を引きちぎっています。
上弦でも弱点は同じです。日光から逃げるためです。
日光に当たったら丸焦げになって消滅するからです。
日光にあたらないように早く逃げたくて、「抜けないなら」と猗窩座が自分でちぎりました。
後は逃げるのを邪魔する炭治郎たちの相手をするのが面倒になったのでしょうね。
あの場面で伊之助が早く動いていたら、もっと悪い結果になっていたかもしれません。
猗窩座は最終的に自分の腕を引きちぎって逃げていますがということは、実は猗窩座はもっと早く逃げようと思えば逃げられたということです。
猗窩座が早い段階から腕をちぎって逃げなかったのは、煉獄を勧誘することに執着していて、ある意味で煉獄(人間)を甘く見ていて、逃げるのを妨げる者がいなかった(ギリギリでも逃げられると思っていた)ためです。
もし、伊之助がもっと早く動いていたら、伊之助と炭治郎が動いた時点で猗窩座は腕を引きちぎり、煉獄の拘束から逃れていたでしょう。
そして、猗窩座が逃げてから朝日が上がるまでに若干でも時間の余裕があれば、炭治郎や伊之助は猗窩座に殺されていました。
猗窩座戦の早い段階で煉獄は自分の目的を「猗窩座を倒す」から「この場にいる人間を誰も死なせない」に変えています。
この時点で煉獄にとって猗窩座を倒せないこと、自分の命が無くなることは織り込み済みだったわけです。
もし、伊之助が早く動いていて、夜明けよりも早く猗窩座が自由になっていれば、夜明けまでの間に伊之助や炭治郎や他の人々が殺され、煉獄は無駄死にということになってしまいます。
まとめ:伊之助が猗窩座を逃がした理由はなぜ?【鬼滅の刃】無限列車編
伊之助が猗窩座の腕を斬ったわけではなく猗窩座が自分で腕をちぎりました。
伊之助は猗窩座に風圧で吹っ飛ばされています。
倚窩座ががっちり固定されている自分の腕を無理やり引っ張った結果、肘のあたりで腕が千切れたのでそのまま逃げました。
僅かな時間ですが、腕が千切れるシーンが映っています。
伊之助は、煉獄の背中の方から走って行っているので倚窩座の腕は切れませんし、倚窩座が逃げた時には、まだ二人のところには着いていません。
伊之助には助太刀しろと言ったのではなく、煉獄さんが抑え込んでる間に首を切ってしまえって言う意味で言ったのです。
猗窩座が逃げたのは、首を切られると思ったからではなく、夜明けが近かったからです。
伊之助や炭治郎の事は、全く意に介してませんでした。
伊之助や炭治郎にびびって逃げた訳でもないし、太陽が昇らなければ煉獄さんを倒し切るまで戦闘は続けてました。
後のエピソードでも猗窩座の勝ちに対する執着が分かります。
負けるかもと思ったからではなく、あくまでも太陽が怖いから逃走したのです。