主水の意味・読み方は?必殺仕事人の中村主水とは?

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主水の意味・読み方は?

必殺仕事人の中村主水はなぜ「もんど」と読むのでしょうか?

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主水の意味・読み方は?必殺仕事人の中村主水とは?

必殺仕事人の中村主水はなぜ「主水」で「もんど」と読むのかというと、役職名でもいとりのつかさ(水取りの司)からの音変化からのようです。

「もい」は飲料水容器の「椀(もい)」に入れるものの意から「飲み水・飲料水」を意味します。

古くから水を扱うことは大変重要な仕事と位置付けられ、かつて朝廷では、天皇にささげる水をつかさどる人を「主水の司(もんどのつかさ)」あるいは「主水(もんど)」と呼んでいました。

「主水」は「主水司」の略で元々は「もいとりのつかさ」と言い、もいとりがのちに「もんど」とも呼ぶようになったため、「主水」を「もんど」と読むようになりました。

中村主水は何故、仲間から「八丁堀」って職業名で呼ばれているのかというと、奉行所の与力同心は八丁堀に役宅があった為、「八丁堀の旦那」とも呼ばれ、他の時代劇でも使われます。

中村主水の職業は北町奉行所の同心で、後に南町奉行所に転属になったそうです。

主水個人をさす場合は八丁堀の旦那がさらに縮まってでしょう。

他に同心な仕事人がいなかったので定着したのでしょうけど、東山紀之演じる渡辺小五郎も同心なので八丁堀なはず。

まとめ:主水の意味・読み方は?必殺仕事人の中村主水とは?

主水は主水司(もいとりのつかさ)という宮内省の機関であり、その役人である主水殿(もいとりのおとど)が訛って「もんど」になったもの。

主水司(しゅすいし・もいとりのつかさ)の略で水や氷の調達などを仕事とする律令制における官職名の一つです。

朝廷の存在感が非常に弱まった戦国時代以降、官職名を勝手に名乗るものも多く存在しました。

中村主水の先祖が実際に主水司の職員であったかどうかはわかりませんが、ともかく職名を名前代わりに使っている例の一つです。
(幼名から名を変えるときに官職名を用いることがしばしばあります)

同じように大石主税の「ちから」など主税は民部省の主税寮(ちからのつかさ)から来たものです。昔の訓読みです。

いずれもいわゆる百官名(ひゃっかんな)の類で、本来は官職名だったものです。

「主税」は今で言う出納係で「主税寮《しゅぜいりょう》」の略です。「ちからりょう」とも読んだことから主税の部分だけをちからと呼ぶようになりました。

丹波守(たんばのかみ)とか左衛門尉(さえもんのじょう)とか主税(ちから・大石内蔵助の一子が使ってます)とか外記(げき)とかいろいろあります。

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