喪中で神棚のお札はどうしたよいのでしょうか?神社にお札を返すには?
喪中の時にお守りを返しに行くために神社に行ってもよいのでしょうか??
喪中だと「けがれ」のため神社にいってはいけないと言われますが、お札は購入出来ないのでしょうか?
喪中にお札/お守りを返すには?神社に納めるには?
神棚の場合、忌中(仏式なら七七日=四十九日だが神社では五十日)の間は神棚の前に白い和紙を貼付し、神祭りを一時停止し、忌明けとなった段階で当該白い和紙を取り外し、神祭りを再開します。
忌明けの段階で暮れや正月を迎えるのであれば年末には神棚を清掃し、注連縄を交換し、お札を下げ、お焚き上げとして納め、暮れの段階で新たにお札を戴くというようにして対応するのが良いでしょう。
なお、喪中で正月を迎える場合、門松、注連飾り、鏡餅などを飾ったり供えたりしないので、神棚にも鏡餅を供えることはしません。
喪中には神社に参拝できないとか、いや、鳥居の脇から入ればいいのだとかは間違いです。
神道の統括組織である、神社本庁の見解が、「忌明け後は神様に対しては通常通りに」となっています。
また、神道の宗家たる天皇陛下も、五十日の忌明けをもって宮中の神事をお始めになられます。
まとめ:喪中にお札/お守りを返すには?神社に納めるには?
神社に参拝できないのは、喪中ではなく、忌中です。
忌中の期間(最長で五十日)が明けていれば何ら問題ありません。
四十九日前なら神棚に白紙をはって、お参りをひかえ、御札の購入もしません。
四十九日が過ぎたなら、神棚の白紙をはがします。お参りを再開し、御札の購入もかまいません。
喪中にお札/お守りを返すには?神社に納めるには?ネットの口コミは?
神社に参拝してはいけないのは、喪中ではなく忌中です。五十日の忌明けで神社に参拝できます。
神棚を拝めないのは喪中ではなく忌中です。
これは同じ苗字(同じ家)の一親等以内の家族死亡で最長50日が忌中です。
それ以外の家族が亡くなった場合の忌中は短い期間です。