こたつの種類には
カーボン
石英管ヒーター
ハロゲンヒーター
フラットヒーター
などがありますが、どれが良いんでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットは?
こたつはカーボン?石英管ヒーター?ハロゲンヒーター?フラットヒーター?メリット・デメリットは?
こたつの種類でカーボンヒーターは炭素繊維に電気を流して暖める暖房機器です。
主に遠赤外線を放射するので、体の芯まで暖まりやすく、冷え症の方などにおすすめです。
赤外線放射量は、ハロゲンヒーターの約2倍なので、同じ温度にするまでに、カーボンヒーターはハロゲンヒーターの約1/2の電気代で済みます。
できるだけ電気代を抑えてヒーターを使いたい方にもおすすめです。
ハロゲンヒーターはハロゲン電球の親戚みたいなものです
ランプ中にハロゲンを封入されていて小型高照度高寿命です
石英管ヒーターは石英管の中に発熱線を通しただけのものです
コストとしては安いでしょう
ハロゲンヒーターより耐用年数は短いと思います
石英管ヒーターのメリットは、「遠赤外線」を放射してくれるので身体の芯まで温めてくれます。
なので、ちょっとトイレに行くときもハロゲンヒーターよりかは身体が冷えにくいのが特徴です。
石英管ヒーターのデメリットは、ハロゲンヒーターに比べて電熱器の温まる速度が遅いです。
人によっては、じれったさを感じることがあるかも。
ハロゲンヒーターのメリットは、石英管ヒーターに比べて電熱器がすばやく温まります。
ハロゲンヒーターのデメリットは、「近赤外線」の放射になるので、身体の内部の温まる深さは浅くなります。
なので、トイレに行くときは石英管ヒーターよりも早く身体が冷えてしまいます。
安全面に関しては、どちらのコタツも保護網や温度ヒューズなどの安全装置を内蔵しているため心配する必要はありませんね。
フラットパネルのヒーター
メリット・デメリットについては
・消費電力
・価格
・使い勝手
の3点でしょう。
■消費電力
フラットパネルヒーターのメリットは、なんといっても圧倒的な低消費電力ですね。
一般的なこたつは消費電力が500~600W(一時間あたり12~15円くらい、強設定の場合)なのに対し、フラットパネルヒーターは200~300Wなので、1/2~1/3(おなじく強の場合)の電気代で済みます。また人感センサー内蔵で、人がいないときはヒーターを切って消費電力を抑えるものもあります。
とはいえ従来のこたつでも弱設定で使うのなら1時間あたり2~4円前後です。急速に温めるときだけ強にして、暖まったら弱で維持するという使い方ができますが、フラットヒーターの場合は待つしかありません。
逆にフラットヒーターの場合は、どうしても急速に暖めることができない。このへんでどちらにメリットを見出すかです。
■価格
現在のところ、フラットヒーターのこたつは従来製品の2倍近い本体価格になります。何年使う気なのか、予算などとあわせて選ぶとよいでしょう。
■使い勝手
速熱性は上記の通り。あとはフラットヒーターは櫓がないので、中がすっきりすることですね。あと、熱源が全面なので、低消費電力のわりには早く暖かさを感じられるでしょう。
個人的に、こたつにもぐって寝返りを打つとき、腰が櫓に当たってけっこう邪魔だと思うので、継ぎ足が必須です。
器具の厚さに関しては従来型でも充分薄くなっていますので、それほど差は感じません。
また従来型の場合、櫓の空いているスペースに、使わないコードや継ぎ足などをしまったりと機能的になっています(フラットヒーターの場合はこういった収納スペースがありません)
まとめ:こたつはカーボン?石英管ヒーター?ハロゲンヒーター?フラットヒーター?
こたつのヒーターは2種類
主な種類は以下の2つ。
石英管式
ハロゲン式
石英管式とは、耐熱性のある「石英管ガラス」の中に、螺旋状のコイルが入っており、それを電気で熱することで温まるもの。
うっすらと赤く光ります。 遠赤外線を発生するので体の芯から温まります。 立ち上がりは遅い(約40秒)。 平均寿命約7000時間。 遠赤外線ヒーターとうたっているのはほとんど石英管ヒーターの事です。ほとんどのコタツが石英管ヒーターです。 ②ハロゲンヒーター 近赤外線を中心としたオレンジ色。コルチェヒーターよりもまぶしくない。 立ち上がりも早い(約2秒) 平均寿命約8000時間。 以前、電気ストーブとして良く使用されていましたが、火災事故が相次いだために現在はあまり使用されません。 ③コルチェヒーター 近赤外線。昔ながらのレモン球のような赤く暖かい光。 最も立ち上がりが早い(約0.1秒)。 平均寿命約10000時間。 電気代はヒーターの消費電力(ワット)で決まりますからそれで判断してください。ヒーター種類による違いはほとんどありません。もちろんワット数の多い方が電気代は掛かりますが温まります。 石英管ヒーター搭載でファン付だと温まりが良いのではないかと思います。
一方、ハロゲン式は、石英管ガラスの中にハロゲンガスが封入されており、温まるのが石英管式よりも早く、寿命も長いのが特徴です。
現在販売されているこたつは、ハロゲン式が主流となっていますので、大きさやデザインなどで選べば、必然的にハロゲン式のこたつを購入することが多くなろうかと思います。
ちなみに、ハロゲンヒーターは石英管ヒーターのくくりとなります。
ただし、単に石英管ヒーターといえば、発熱体にニクロム線を使ったものを指す場合が多いということです。
ハロゲンヒーターは石英管の中に発熱体であるタングステンと少しのハロゲンガスが封入されたランプです。
最近では、ニクロム線より、カーボンとかセラミックのほうが遠赤外線量の多くでるため主流はカーボン、セラミックヒーターです。