映画「ハウルの動く城」でマルクルとは結局、何者?
ヒゲの変装で「待たれよ」とか「うましかて」といったセリフがありますが、マルクルの正体は?
マルクル(ハウルの動く城)正体は何者?変装でヒゲで「待たれよ」
■マルクル(Markl)
声優: 神木隆之介
外見は8~10歳程度の、ハウルの弟子の少年。外出時や魔法関連の客の相手をする時には、マントを羽織りフードを被ることで長い口髭を生やして顔を変え、小柄な老人に変装する。ハウルには「さん」付けで呼び、会話時も敬語。当初は背伸びをして大人ぶった振る舞いをしていたが、やがてソフィーに懐き、年齢相応の子供っぽさを見せるようになる。イモと魚が嫌い。
原作ではマイケルという15歳の少年である。
映画「ハウルの動く城」でマルクルはハウルのことを「師匠」と一回だけ呼んでいることから、ハウルに魔法を教わっているでしか何かでしょう。
原作ではマイケルという名前で、ポートヘイブンという港町で幼い頃に母親を亡くし孤児となります。(母は幼い頃亡くなり、父は漁に出たっきり帰らず。親戚からは引取りを拒否される)
いよいよ行き場が無くなって、空き家の玄関扉に寄りかかってハウルの家に転がり込み数ヵ月後正式に弟子となる。とあります。
ハウルが玄関を開けた拍子に城に転がり込んでしまったという設定です。何年か城で生活するうちに、自然とハウルの弟子になったって感じです。
マルクルはサリマンで言うところのハウルです。
また、マルクルは「家族」という言葉を使いますが、ハウルも「わが家族はややこしい・・・」と言っています。
これはハウルが”荒地の魔女”や”カブのかかし”が城に居つくことを認めた、という意味合いなんでしょう。
ちなみに、ソフィーがハウルの過去に行った時に「未来で待ってて」と言います。
ハウルは大人になってもずっとソフィーのことが忘れられずようやく映画でいう序盤でソフィーを見つけます。「やっと見つけた」と言いながらハウルの指輪は光っています。
戦争が始まった理由は映画では明言されていませんが、ハウルの世界線だと、大臣が魔法使い(サリマン)なので弟子のハウルを招集したかったのですが、ハウルは戦争に加担する気はありませんでした。
しかし、ソフィー自身も気づいていないことで、ソフィーは生命を吹き込む魔法が使えます。ハウルはこのことに気づきソフィーにどんどん惹かれて行きます。
引越しした後に「ようやく守らなければならないものができたんだ」と言っているようにソフィーのことを守ろうとした結果、ソフィーのことをカルシファーが守っている城の中に閉じ込めて自分が魔王になることも顧みずに戦争に参加することになりました。