2023年1月15日/16日に実施された化学の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
化学の共通テスト2023解答速報
■化学の問題作成の方針
2023年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)化学の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこのサイトでも1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解および配点の公開が始まっているようです。
2023年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
ベネッセ・駿台 データネット2021 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてツイッターでも
「#化学 #共通テスト #解答速報」
「#化学 #大学入学共通テスト」
「#化学 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
さらに例年だと5ちゃんねる掲示板にも大学入学共通テストの化学受験生による解答がどんどんを投稿されています。
化学の共通テスト2023の平均点・配点は?
随時更新
2021年の大学入学共通テスト化学の平均点は100点満点中57.59点、2022年の平均点は100点満点中47.63点でした。
■2022年の大学入学共通テスト化学の配点
大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 物質の構成、物質の状態 20 6 電子配置、化学量、気体、非晶質、気体の溶解度
2 物質の変化 20 6 反応熱、電離平衡、反応速度と化学平衡、化学量、電池
3 無機物質、物質の変化 20 5 無機物質、化学反応と量的関係
4 有機化合物、高分子化合物 20 7 脂肪族化合物、芳香族化合物、異性体、天然高分子化合物、合成高分子化合物
5 有機化合物、物質の変化 20 9 不飽和炭化水素、アルケンの酸化の反応熱および反応速度
■2021年の大学入学共通テスト化学の配点
大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 物質の構成、物質の状態 20 6 金属元素、結晶の構造、物質の溶解と分子間力、気液平衡
2 物質の状態、物質の変化 20 5 光化学反応、電池、水の状態とエネルギー
3 物質の変化、無機物質 20 6 電気分解、金属元素、化学反応と量的関係
4 有機化合物、高分子化合物 20 6 芳香族炭化水素、油脂、アルコール、高分子化合物、ポリペプチド
5 天然有機化合物、物質の変化と平衡 20 6 グルコース、化学平衡、化学反応と量的関係
化学の共通テスト2023難易度は難化?
【大学入学共通テスト2023】難易度、問題傾向を徹底解説 設問数減、平均点上がる予想
それを踏まえて2023年度の傾向を考えていきますと、問題の難易度は易しくはならないものの、設問数が減るのではないかと予想しています。例えば2022年度の数学の試験では、時間が足らず解答できなかった受験生が多く、平均点が非常に下がったことを踏まえての予想です。結果的に1問を解くのに考える時間が増えることになるので、数学の平均点はおのずと上がってくるのではないかと考えます。
ほかにも化学や生物のような前年度から大きく平均点が下がった教科についても、数学同様の傾向になるのではないかと考えています。問題の難易度は大きく変わることはないと思いますので、しっかりと対策をしなければならないことに変わりはありません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fac22bde69a808e64423ffed4c533abe073ac73