ノートパソコンを充電しっぱなしで使うと、バッテリーの寿命はどうなるんでしょうか?
スマホやゲーム機などのリチウムイオン電池は、充電しながら使うと過充電になってしまい持ちが悪くなると言われますがノートパソコン(ノートPC)をadアダプタで充電しながら使うと?
常に電源に接続しておいた方がバッテリーは長持ちしますか? ノートPCでバッテリーを長持ちさせる為には、常に外部電源に接続して電源を供給しておいたほうがいいのでしょうか?
ノートパソコンでバッテリー充電しっぱなしは?adアダプタで充電しながら使うと?
結論から言うと、ノートパソコンを充電しっぱなしで使ってもバッテリー寿命にはそれほど大きな影響はないでしょう。
どちらかというと、気温の高い環境で使用するとバッテリーに悪影響が出ます。一方、氷や冷風などでパソコンを室温より冷却すると結露で故障の原因となります。涼しいお部屋で利用するか、扇風機や風の出る台を利用して使用すると、バッテリーには優しいだろうと思います。
ノートパソコンのバッテリーはスマホなどに比べて容量が大きいので、普通はパソコン本体の方が先に駄目になりますし、仮に先にバッテリーが悪くなっても、交換もしやすい様になっている機種が多いので、あんまり意識する必要はないと思います。
また、リチウムイオンバッテリーには必ず保護回路が付いていて、制御された状態で充電されます。
満充電になれば充電されなくなります。
充電と放電を同時に行う事が、最もバッテリーに負荷がかかります。
ほどほどに放電して充電をし、極力充電回数を減らす事がバッテリーの寿命を伸ばします。
つまり、充放電するたびに劣化するという事です。
過剰に充電してバッテリーが膨張する不良品のパソコンを購入したことがあるので、(後でメーカーが改修しましたが)絶対に問題はないとは言いませんが、通常は電源挿しっぱなしで問題ありません。
まとめ:ノートパソコンでバッテリー充電しっぱなしは?adアダプタで充電しながら使うと?
ノートパソコンは基本的に充電しながら(ACアダプターをコンセントに挿しながら)使うほうが良いでしょう。
最近の充電制御がついてるパソコンならいちいち抜く必要はありません
ずっとACアダプタ繋ぎっぱなしで使うようにできています
・電池が減っているときだけ充電
・設定した充電量(80%など)で充電停止
・充電していないときは電池を使わずACアダプタの電力で直接パソコンを動かす
という制御をするからですね
ノートパソコンには当然、充電式バッテリーが積まれています。アダプターをコンセントに繋いでいないときは、勿論バッテリー駆動です。
しかし、現代の民生技術では、あのサイズで家庭用コンセントクラスの容量の大きいバッテリー運用はまだまだ現実的ではありません。
なので、本体の設定を自分で変えない限り、バッテリー駆動の時にはバッテリー消費量を抑えるために、パソコン自体が消費する電池量をかなり少なくします。それはつまり、パソコンの性能低下と同意です。
バッテリー駆動中であればノートパソコンの性能自体が低下すると可能性があります。
なので、よほど必要な時以外、バッテリー駆動のみでの運用はする意味がないです。
その為、ノートパソコンを買う時には、そのことを考慮しないと、せっかくの本体への投資額が無駄になってしまうことが少なくありません。
より高額なノートパソコンでないと、バッテリーの持ちもパソコンの性能自体も低くなってしまうのが普通だからです。
ノートパソコンはadアダプタで充電しながら・バッテリー充電しっぱなしが前提
最近のノートパソコンはACアダプタはつなぎっぱなしで使うのが一般的です。バッテリの寿命については、パソコン側がバッテリ寿命に配慮した設計になっているかどうかで決まり、それは購入前に検討することで、購入後に気にしても仕方ないです。
バッテリ充電量を低く抑える機能がついているPCで、その機能が有効になっている場合は、つなぎっぱなしでも劣化は最小限に抑えられ、PCは常に最良のパフォーマンスを発揮します。
そうではない、常に100%まで充電する仕様のPCでは、ACアダプタがつなぎっぱなしだと保存劣化が最速で進みます。しかし、外したところでサイクル劣化が進むうえパフォーマンスの低下が生じます。頻繁なACアダプタ着脱はDCジャックやプラグの故障確率を高めます。
昔のニッケル水素電池と違って、今のPCの電池はつなぎっぱなしで使っても容易にダメになったりしません。それより、外しっぱなしで長く放置したり低温に晒されるなどすると、あっさりダメになる機種もあります。使ってる間はしっかり充電しておいた方が、長く使えます。