「時間がかかる」を敬語にすると
『お時間をいただいてもよろしいですか』
『お時間を頂戴します』
では間違いなんでしょうか?「少々お待ち下さい」?
目上の相手に対して
「所要時間はどれくらいですか?」
「どのくらいでできるでしょうか?」
と聞くのは,敬語的に正しいのでしょうか?
時間がかかる・どのくらいの敬語|お時間を頂戴します?お待ち下さい?
「時間がかかる」という表現を敬語にする方法を説明します。
敬語は、相手に対して丁寧な言葉遣いをすることで、尊敬や敬意を表現する日本語の文法です。時間がかかる場合にも、敬語で表現することがあります。
「時間がかかる」を敬語にするには、「お時間をいただく」という表現が一般的です。以下に、具体的な例文を示します。
「お手続きには、少々お時間をいただきますが、よろしいでしょうか?」
「この作業には、少々お時間をいただくことがございます。ご了承ください。」
「お時間をいただけますでしょうか?この件、少々お時間をいただけると幸いです。」
「お時間をいただく」という表現は、相手に対して丁寧な言葉遣いをすることで、尊敬の気持ちを表現します。これにより、相手に対して良好な印象を与えることができます。
以上、敬語は、相手に対して丁寧な言葉遣いをすることで、尊敬や敬意を表現する日本語の文法です。
「時間がかかる」を敬語にするには、「お時間をいただく」という表現が一般的です。
「お時間をいただく」という表現は、相手に対して丁寧な言葉遣いをすることで、尊敬の気持ちを表現します。
まとめ:時間がかかる・どのくらいの敬語|お時間を頂戴します?
単純に『時間がかかると思う』を
丁寧な表現で言うと
『(恐れ入りますが・お急ぎのところ申し訳ございませんが、など
相手を気遣うフレーズからはじまって)
+(少し・多少・しばらく・かなり、や
分かる範囲で、より具体的な時間など
情況に応じて言葉を選んで)
+お待ちいただくことになるかと存じます。(または)思います。』
といった感じでしょう。
<解説>
敬語は相手を気遣う心遣いから発するものなので
ただ時間がかかる、ではなく
まず相手の貴重な時間を割くことへの
心遣いを伝えるために、まず
「お急ぎのところ恐縮ですが」
「お急ぎのところ申し訳ございませんが」
「大変申し訳ありませんが」
・・・などの謝罪から入り
次に、問題にならない範囲で
分かっている範囲で
より具体的な、相手を待たせる時間の程度を
「多少」
「しばらく」
「数分ほど」
「10分から15分ほど」
「おそらく一時間ほどは」
「通常一週間程度」
・・・・などとお伝えします。
こうすることで待つ方も都合を考えやすくなり
あきらめるか、待つか、待つにしても
待つ程度によってどうするのかなど
いろいろなことに思いをめぐらせることができます。
ちなみに待たせる時間が長くなればなるほど
なぜ長くかかるのかを具体的に
同時に述べたほうが、より納得をしていただけ
親切でしょう。