『シャーロック・ホームズ』の読む順番は?
コナンドイルの小説シャーロックホームズが新潮文庫や角川書店から出ていますが読む順番はどの様に読んでいったら良いのでしょうか?
シャーロック・ホームズ読む順番おすすめは?小説(角川/新潮)は?
小説『シャーロック・ホームズ』の読む順番は原作発表順で読むのがお勧めです。
「緋色の研究」⇒「四つ署名」⇒「シャーロックホームズの冒険」⇒「シャーロックホームズの思い出」⇒「バスカヴィル家の犬」⇒「シャーロックホームズの帰還」⇒「恐怖の谷」⇒「シャーロックホームズ最後の挨拶」⇒「シャーロックホームズの叡智」
「緋色の研究」ではホームズとワトスン二人出会いが描かれるているのでやはり最初に読むとよいでしょう。
次に「シャーロック・ホームズの冒険」を読み、「シャーロック・ホームズの思い出」と読み進み、前期のホームズ譚に一区切りがつきます。
現在出回っているのは、主に新潮文庫版、創元推理文庫版、ハヤカワ文庫版、光文社文庫版があります。最も新しく刊行されたのは光文社文庫版です。
参考:シャーロック・ホームズ原作の順番
シャーロック・ホームズは、19世紀後半に活躍したイギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルによって生み出された架空の探偵です。
優れた観察眼と推理力を有し、自らを世界で唯一の「民間諮問探偵」(consulting detective)と称する。
ロンドンのベーカー街221Bに住み、友人であり助手でもある医師ジョン・ワトソンと共に様々な事件を解決します。
シャーロック・ホームズは、冷静沈着で知的な人物ですが、感情的な面も持っています。音楽や芸術に造詣が深く、バイオリンを弾くことが趣味です。
一方で、暇な時期にはコカインやモルヒネを使用することもあります3。また、女性に対しては無関心であり、恋愛関係には興味がありません
シャーロック・ホームズの原作は、56の短編と4の長編で構成されています。
基本的に一話完結なので、どれから読んでも楽しめることは楽しめますが、やはり発売順に読むことをおすすめします。
発売順に読むと、時系列的に分かりやすく、重要なシーンを逃さずに読めます。
発売順は以下の通りです3。
『緋色の研究』(長編)
『四つの署名』(長編)
『シャーロック・ホームズの冒険』(短編集)
『バスカヴィル家の犬』(長編)
『シャーロック・ホームズの帰還』(短編集)
『恐怖の谷』(長編)
『最後の事件』(短編集)
『シャーロック・ホームズ異聞録』(短編集)
まとめ:シャーロック・ホームズ読む順番おすすめは?
「シャーロック・ホームズの冒険」の解説によると、訳者も原作発行の順番に読むのをおすすめしています。
「緋色の研究」
「四つの署名」
「シャーロック・ホームズの冒険」
「シャーロック・ホームズの叡智」※
「シャーロック・ホームズの思い出」
「バスカヴィル家の犬」
「シャーロック・ホームズの帰還」
「恐怖の谷」
「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」
「シャーロック・ホームズの事件簿」
※「シャーロック・ホームズの叡智」は、もともと「冒険」の中に含まれていた作品だそうです。
ただ『シャーロック・ホームズの冒険』をまず読むのもおすすめです。
短編集だから、とりあえず最初に読むにはとっつきやすいです。いきなり長編読んで途中でつまらなくなったら、面倒でしょう。
人気がある、評価の高い作品が多く収録されてるので、もしこれ読んでつまらないと感じたら、他の作品も多分好みには合わないと思います。