難波茂助とは映画「首」に登場する豊臣秀吉に憧れるという百姓。
中村獅童さんが難波茂助を演じていますが難波茂助とは史実でも実在したんでしょうか？モデルは？
難波茂助の実在モデルは？映画「首」で豊臣秀吉に憧れる百姓
黒澤明も期待した北野武監督の最新作『首』。「本能寺の変」を題材に
北野武が監督を務める最新作の映画『首』の完成報告会が、4月15日に都内で行われた。会見には北野のほか、出演する西島秀俊や加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋らが出席した。
同作は北野にとって、『アウトレイジ 最終章』以来6年ぶり、19作目となる監督作品となる。北野自身が手がけた小説が原作で、戦国時代の“本能寺の変”が舞台。北野も原作・監督・脚本・編集を務めたほか、ビートたけしとして羽柴秀吉を演じる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d29a5a47a27c8a4979ee174611e66c27cb39bfb
映画「首」は「本能寺の変」を舞台に大河ドラマなどでは描かれない“人間の汚い部分や業”をテーマにしたという作品。
難波とは侍大将になるため戦に身を投じる元百姓ということですが、史実では「難波茂助」という人物が存在したという記録はないようです。
ただもちろん、難波茂助のように戦に身を投じる元百姓は当時は数えきれないほどたくさんいたことが想定されます。
ちなみに、「侍大将」とは、戦国時代において、戦闘において主力となる武将たちを指揮する役職の一つです。主に大名家において設置され、大名家に所属する武将の中でも実力がある者が任命されました。
侍大将は、戦場での指揮を担当することが主な役割でした。具体的には、戦闘の計画立案、部隊編成、兵士の指揮、戦術の決定などを行いました。また、侍大将は、緊急時には主君や他の将軍の代理として指揮を執ることもありました。
侍大将は、戦国時代において非常に重要な役職であり、戦力を有する大名家においては、数名の侍大将が設置されることもありました。そのため、侍大将には、武勇や指揮力に加え、統率力や判断力などの能力が求められました。
ただし、侍大将という役職があったとしても、戦国時代には各地で多数の戦闘が発生したため、侍大将が常に戦場にいたわけではありません。また、侍大将以外にも、多くの武将が戦場で指揮を執ることがありました。
まとめ：難波茂助の実在モデルは？映画「首」で豊臣秀吉に憧れる百姓
映画「首」キャスト一覧
羽柴秀吉：ビートたけし
明智光秀：西島秀俊
織田信長：加瀬亮
難波茂助：中村獅童
曽呂利新左衛門：木村祐一
荒木村重：遠藤憲一
斎藤利三：勝村政信
般若の佐兵衛：寺島進
服部半蔵：桐谷健太
黒田官兵衛：浅野忠信
羽柴秀長：大森南朋
安国寺恵瓊：六平直政
間宮無聊：大竹まこと
為三：津田寛治
清水宗治：荒川良々
森蘭丸：寛一郎
弥助：副島淳
徳川家康：小林薫
千利休：岸部一徳
本能寺の変は、日本の戦国時代の1565年から1573年にかけて織田信長が京都を中心に行った統一政策に反発した織田信長の家臣である明智光秀が、信長を襲撃して殺害した事件です。
明智光秀は、信長が自分や他の家臣に対して不満を持っていることを知り、また信長が自分の後継者として指名した義弟の秀吉を不満に思っていたため、このような行動に出たとされています。本能寺の変は、信長の急死によって突然発生し、多くの人々を驚かせました。
本能寺の変の影響は、当時の日本史に大きな影響を与えました。信長の死により、豊臣秀吉はその後継者として台頭し、日本を統一するための力を手に入れることになりました。また、本能寺の変は、日本の歴史における「織田信長の死」という大きな節目となり、後世に多くの文化的作品や小説、映画などに描かれるようになりました。
ただし、本能寺の変については、実際に何が起こったのかについては不明な点が多く、謎や伝説が多く残っています。
信長の死により、信長と同盟していた徳川家康が自立しました。家康は、秀吉と対立し、関ヶ原の戦いで勝利して江戸幕府を開きました。
信長の死により、キリスト教への寛容な政策が終わりました。秀吉や家康は、キリスト教を禁止し、宣教師や信者を迫害しました。
難波茂助は侍大将を目指していたということですが、侍大将とは、主に大将軍の下で一軍を指揮する者のことです。
侍大将は平安時代から存在しましたが、戦国時代には、織田信長や豊臣秀吉などの戦国大名の配下にも多くの侍大将がいました。
侍大将は、主君の代理として軍事的な権限を持ち、戦場での作戦や指示を出すことができました。
侍大将は、主君からの信頼や功績によって任命されることが多く、武士の中でも特に高い地位にありました。
