足が速いと言われる男子高校生の50m走のタイムは何秒くらいですか?
50m走6.7秒など6秒台後半は短距離の陸上選手の中では遅い方?
高校生男子50m走タイムは何秒が速い?
50m走のタイムは、筋力、スピード、瞬発力、持久力など、さまざまな要素が影響します。そのため、足が速い人は、これらの要素をバランスよく鍛えていると言えます。
一般的に足が速いと言われる男子高校生の50m走のタイムは、7秒台前半から6秒台後半ですが短距離の陸上選手の場合、6秒台前半にならないと速いと言われる部類にはならないでしょう。
ただ体育の授業など、ストップウォッチで計時した場合のタイムなら、6秒を切る人は結構いると思います
計測方法は的確なものではなく選手が走り出したタイミングでストップウオッチを押して計測するなんてこともあるでしょう。
逆に陸上部のコーチや部員で年中タイムを取り慣れている人が計った場合は、素人の場合よりは厳しくなるでしょう。
それでも、補正を入れないでストップウォッチの表示そのままのタイムで6秒を切る人は、それなりにいると思います。
一般に、100m走で手動計時と電気計時は0.24秒の差があると言われます(手動の方が速いタイムが出ます)。
50m走は正式種目ではありませんが、やはり0.2~0.3秒程度は手動の方がタイムは良くなると考えられます。
高校生男子50m走タイムを正確に計測するには?
高校生男子の50m走タイムを正確に計測するには、以下の点に注意する必要があります。
スタートラインとフィニッシュラインを正確に設置する。
スタートダッシュのタイミングを正確に計測する。
走行中のタイムを正確に計測する。
タイムを計測する際には、風の影響を考慮する。
スタートラインとフィニッシュラインは、正確に設置する必要があります。スタートダッシュのタイミングを正確に計測するためには、スタートブロックを使用すると良いでしょう。走行中のタイムを正確に計測するためには、電気計時器を使用すると良いでしょう。タイムを計測する際には、風の影響を考慮する必要があります。
また正確なタイムを得るためには、複数回の計測を行い、その平均値を算出することが有効です。一回の計測結果だけでは、偶発的な要因による誤差がある可能性があります。
高校生男子50m走タイムを速く走るコツ・トレーニングは?
高校生男子の50m走タイムを縮めるには、以下のトレーニングが効果的です。
スタートダッシュの練習
腕振りの練習
フォームの改善
筋力トレーニング
ほかにも柔軟性を高め、効率的な走りを実現するために、ストレッチや動的ストレッチ、フォームドリル(ハイネス、スキップ、ヒルスプリントなど)を行い、身体の柔軟性と動きを改善します。
スタートダッシュの練習
スタートダッシュは、50m走タイムを左右する最も重要な要素です。スタートダッシュを速くするには、踏ん張るための足を決めて、最高のスタートダッシュを切ることが大切です。
腕振りの練習
腕振りは、走る際に推進力を生み出す重要な要素です。腕振りを速くするには、腕を大きく振って、力強く振ることが大切です。
フォームの改善
フォームの改善は、50m走タイムを縮める上で重要な要素です。フォームを改善するには、走る際に背筋を伸ばして、頭を上げることが大切です。また、足を大きく踏み出すように意識することも大切です。
筋力トレーニング
筋力トレーニングは、50m走タイムを縮める上で重要な要素です。筋力トレーニングを行うことで、筋肉量を増やし、走る力を向上させることができます。
まとめ:高校生男子50m走タイムは何秒が速い?
文科省の統計によると平均値は―
男子は、高1;7秒39、高2;7秒21、高3;7秒12
女子は、高1;8秒76、高2;8秒71、高3;8秒73
成人の統計はありませんが、大学1~2年生では―
男子は、大1;7秒29、大2;7秒19
女子は、大1;9秒01、大2;8秒93
となっています。
高校生で50m走6秒台は特別速いわけではないですがそこそこ運動できる部類でしょう。
男子高校生の50m走のタイムは個人の能力やトレーニング状況によって大きく異なります。一般的に、競技レベルの高い選手は5秒台から6秒台で走ることができます。特に優れたスプリンターでは、さらに速いタイムを出すこともあります。
50m走のタイムを向上させるためには、日々の練習が大切です。練習では、短距離走だけでなく、筋力トレーニングも取り入れましょう。また、食事や睡眠にも気を配り、体調を整えることも大切です。
ちなみに、50m走の世界記録は、屋外で5秒53、室内で5秒56(ドノバン・ベイリー選手)です。
日本記録は5秒57になります。
100mで9秒58の世界記録を持つ人類最速の男ウサインボルトで世界記録を出した時の50mの通過が5秒47だったそうです。