オットカバー症候群とは?ストックホルム症候群と違いは?

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オットカバー症候群とは?

ネットでは2022年9月ころに誕生した新しいミームのようですが、オットカバー症候群とストックホルム症候群と違いは?

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オットカバー症候群とは?

オットカバー症候群とは妻が自ら吐きそうに極悪な夫による非道な所業のエピソードを暴露して愚痴っているのに、いざ他人から、この夫はひどい!と声が集まると手のひらを返して

「いやっ!でもいい夫なんです!」

「あまり悪く言わないで!私も悪いとこあって……」

「夫は普段優しい!」

「夫の何も知らないくせに!」

と夫を擁護し出すこと。

オットカバー症候群とは?ストックホルム症候群と違いは?

ストックホルム症候群とは、誘拐や監禁などによって拘束下にある被害者が、加害者に好意や共感、さらには信頼や結束の感情まで抱くようになる現象です。

この言葉は、1973年にスウェーデンのストックホルムで発生した銀行強盗事件で、人質となった4人のうちの1人が、犯人に対して好意を抱くようになったことから生まれました。

ストックホルム症候群は、被害者が加害者に脅迫や暴力を受けているにもかかわらず、なぜ加害者に好意を抱くようになるのか、その理由は完全には解明されていません。しかし、いくつかの要因が考えられます。

被害者が、加害者に対して恐怖や不安を抱いている一方で、加害者から好意や親切を受けることによって、安心感や安堵感を得ている。
被害者が、加害者に対して同情や共感を抱いている。
被害者が、加害者に対して依存している。

ストックホルム症候群は、被害者の心の健康に深刻な影響を与える可能性があります。被害者は、加害者から解放された後も、加害者への恐怖心や不安感から解放されず、トラウマを抱えることがあります。

ストックホルム症候群もオットカバー症候群も「依存関係にある」という点で共通しています。

違う点を挙げるならば、相手に対して恐怖や不安を抱いているかどうかでしょう。

まとめ:オットカバー症候群とは?ストックホルム症候群と違いは?

オットカバー症候群は現代になって登場したわけではなく、古典落語の「厩火事」でもオットカバー症候群を垣間見ることができます。

「厩火事」は落語につきもののぐうたら亭主としっかり者の女房による喧嘩話ですが、女房がマシンガンのように亭主の不満をまくし立てるも、それに対するアドバイスやくだらないツッコミを言われると、直前の自身の悪口と大きく矛盾するほど亭主を擁護し始めます。

■「厩火事」あらすじ
髪結いで生計を立てているお崎の亭主は文字通り「髪結いの亭主」。怠け者で昼間から遊び酒ばかり呑んでいる年下の亭主とは口喧嘩が絶えないが、しんから愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ちが分からないと仲人のところに相談を持ちかける。

話を聞いた仲人は、孔子が弟子の不手際で秘蔵の白馬を火災で失ったが、そのことを咎めず弟子たちの体を心配し弟子たちの信奉を得た話と、瀬戸物を大事にするあまり家庭が壊れた武家の話をする。そして目の前で夫秘蔵の瀬戸物を割り、どのように反応するかで身の振り方を考えたらどうかとアドバイスをする。

帰った彼女は早速実施した結果、夫は彼女の方を心配した。感動したお崎が「そんなにあたしのことが大事かい?」と質問すると、「当たり前だ、お前が指でも怪我したら明日から遊んで酒が呑めねえ」

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