二級建築士試験(学科)解答速報2023|合格ラインや平均点は?難易度は?

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二級建築士は、建築基準法に基づいて、一定規模以下の建築物の設計や工事監理を行うことができる資格

2023年の二級建築士試験(学科)は下記のような日程・内容で行われました。

■二級建築士試験の日程・時間

2023年7月2日(日曜)

9時45分~10時10分(25分) 注意事項等説明、法令集チェック
10時10分~13時10分(3時間) 学科I(建築計画)及び学科II(建築法規)
(1時間) 休憩
14時10分~14時20分(10分) 注意事項等説明
14時20分~17時20分(3時間) 学科III(建築構造)及び学科IV(建築施工)

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二級建築士試験の解答速報2023

2023年の二級建築士試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。

資格のTAC
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_2kyu_sokuhou.html

日建学院
https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/architect2q/road/kaisoku/index.aspx

総合資格学院
https://www.shikaku.co.jp/service/scoring/2k/?mid=redirect

twitterのハッシュタグ「#二級建築士試験解答速報」
5ch

「資格の大原」や「LEC東京リーガルマインド」などでは二級建築士試験の解答速報は発表していないようです。

twitterのハッシュタグでは他にも「#二級建築士試験」や「#二級建築士解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。

最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。

もっとも正確な解答は後日、建築技術教育普及センターの過去の試験問題等として公開されます。

過去の試験問題等:建築技術教育普及センター

二級建築士試験の合格率,合格基準は?

学科試験では4科目がありますが各科目の合格基準点は13点、総得点では60点が合格基準点となっています。

設計製図試験の合格基準は、ランクⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4段階区分で採点され、「ランクⅠ」のみとなります。

ランクI 「知識及び技能」を有するもの
ランクII 「知識及び技能」が不足しているもの
ランクIII 「知識及び技能」が著しく不足しているもの
ランクIV 設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの

■過去の合格率
年度 格率 受験者数 合格者数
平成30年 25.5% 23,533人 5,997人
令和元年 22.2% 22,715人 5,037人
令和2年 26.4% 22,638人 5,979人
令和3年 23.6% 23,513人 5,559人
令和4年 25.0% 22,694人 5,670人

二級建築士試験の出題範囲・問題数

■学科Ⅰ(建築計画)
建築各論 屋根形状、建築物の環境負荷、集合住宅、商業施設、公共施設、車椅子使用者への配慮など
環境工学 換気、伝熱、室内環境、表面結露、日照、採光、音など
建築士 日本建築史、西洋建築史
建築設備 空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、照明計画、環境に配慮した建築設備計画など

■学科Ⅱ(建築法規)
「建築基準法」と「建築士法・バリアフリー法」など

■学科Ⅲ(建築構造)
構造力学 断面の性質、応力度・許容応力度、静定ラーメンの応力、静定トラスの応力など
各部構造 地震力、荷重・外力、風圧力、地盤・基礎構造、木造構造、壁式鉄筋コンクリート造、鉄骨構造、耐震構造など
材料 木材、セメント・骨材・コンクリート、金属材料、材料融合

■学科Ⅳ(建築施工)
施工計画 ネットワーク工程表、現場管理(安全衛生管理、廃棄物)、材料管理、現場管理
各部工事 木造住宅の基礎工事、土工事・基礎地業工事、コンクリート工事、型枠工事、
鉄筋工事、木工事、防水工事・屋根工事、塗装工事など

■設計製図試験の過去の課題
令和5年 専用住宅(木造 )
令和4年 保育所(木造)
令和3年 歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造)
令和2年 シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て)
令和元年 夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)

二級建築士試験の難易度,受験生感想まとめ

二級建築士試験は、毎年1回、1月に実施されます。試験は学科試験と実技試験に分かれています。学科試験は、建築計画、建築構造、建築設備、建築施工、建築法規の5科目から出題されます。実技試験は、建築製図の作成です。

二級建築士は、建築士事務所を開設したり、建築関係の企業に就職したりすることができます。また、二級建築士の資格があれば、建築士の受験資格を得ることができます。

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