調理師免許試験とは、調理師になるための資格試験です。調理師免許は、厚生労働省が指定する養成施設で2年以上調理を学んだ後、調理師試験に合格することで取得できます。調理師免許を持っていると、飲食店やホテルなどの調理場で働くことができます。
調理師免許試験は、学科試験と実技試験の2つに分かれています。学科試験では、調理師の基礎知識や衛生管理に関する問題が出題されます。実技試験では、調理師として必要な技術や技能を問われます。
2023年の調理師免許試験は下記のような日程・内容で行われました。
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県は「関西広域連合」としてまとめられています。
■調理師免許試験の日程・時間
令和5年7月9日（日曜日）午後1時30分から午後3時30分まで（集合時間 午後1時10分）
調理師免許試験解答速報1
2023年の調理師免許試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
yahoo知恵袋
twitterのハッシュタグ「#調理師免許試験解答速報」
5ch
「資格の大原」や「LEC東京リーガルマインド」「ユーキャン」などでは調理師免許試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#調理師免許試験」や「#調理師免許解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
正式な回答は後日、関西広域連合のHPで公開されます。
調理師免許試験の合格率,合格基準は？
調理師免許試験は原則として全科目の合計得点で合否判定されます。
１問10点、７科目で600点満点とし、次の１及び２の条件を満たしていること
１．全科目の合計点が満点の６割以上（360点以上）であること
２．０点の科目がないこと
「1科目でも平均点を著しく下回る場合」や「1科目でも0点がある場合」は不合格となるため、まんべんなく勉強し、苦手科目を作らないことが合格の秘訣です。
■合格率
実施年度 国平均合格率（％）
平成28年度 64.4
平成29年度 61.7
平成30年度 61.6
平成31年度 66.4
令和２年度 70.2
調理師免許試験の出題範囲・問題数
■公衆衛生学 公衆衛生の概念、健康の概念、健康と疾病に関する統計、環境と健康、食生活の現状と健康づくり対策、主な疾患の現状と予防対策、保健・医療・福祉の制度の概要、健康増進や食生活の向上に関する法規、調理師の業務と社会的役割
■食品学 食品の意義と用途、食品の特徴と性質、食品の加工・貯蔵、食品の表示、食品の流通
■栄養学 栄養と健康、栄養素の機能、栄養生理、ライフステージと栄養、病態と栄養
■食品衛生学 食品の安全と衛生、食品の腐敗、食中毒、食品による感染症・食品と寄生虫、食品中の汚染物質、食品添加物、飲食による危害の防止と衛生管理、洗浄と消毒方法、器具・容器包装の衛生、食品の安全・衛生に関する法規、食品の安全・衛生対策
■調理理論 調理の意義と目的、調理の種類と特徴、調理操作、調理器具、調理施設・設備、調理に使う食材の特徴、献立作成、調理技術、集団調理、調理施設の洗浄・消毒・清掃、接客サービス・食事環境
■食文化概論 食文化の成り立ち、日本の食文化と料理、伝統料理・郷土料理、世界の食文化と料理、食料生産
調理師免許試験の難易度,受験生感想まとめ
調理師免許試験は、料理や調理技術の知識や技術を評価し、調理師としての資格を取得するための試験です。この試験は、料理の専門知識や調理技術、衛生管理などに関する能力を評価し、合格することで調理師の免許を取得することができます。
免許試験には、一般的に理論試験と実技試験が含まれています。理論試験では、食材の選定や保存方法、調理法、衛生管理などに関する基礎的な知識が問われます。実技試験では、料理の調理技術や盛り付け、味付けなどが評価されます。実際に指定された調理課題をこなすことで、自身の料理の腕前を実証する必要があります。
調理師免許試験は、調理師としての技術や知識を確かめるために実施されます。合格することで、飲食業界やホテル、レストラン、料理学校などで調理師として働くことができる資格を得ることができます。
