「お母さんヒス構文」とは芸人のラランドがラジオで紹介し始めたことからネットで話題となりました。
ラランドはyoutubeでも動画で解説していますが「お母さんヒス構文」とは?
お母さんヒス構文とは?元ネタは?
お笑い芸人ラランドのYouTubeチャンネルで「お母さんヒス構文解説」の動画が公開されています。
再生回数は200万回を超える勢いですが「お母さんヒス構文」とは「お母さんが論理を飛躍させる、または論点をすり替え、ヒステリックな語気を伴うことで相手に罪悪感を抱かせる構文」のことです。
自己否定型で「じゃぁ、お母さんが悪いのね!」というのも、「お母さんヒス構文」の一つとして紹介されています。
お母さんヒス構文の例文1
子供: 「お母さん、今日友達と遊びに行ってもいい?」
お母さん: 「いいわよ、私はいつも一人ぼっちだから、誰かと楽しい時間を過ごせるなんて羨ましいわ…でもいいわ、私はいいわ…」
お母さんヒス構文の例文2
お母さん:あんたはいつも私の話を聞いてくれない。
子ども:そんなことないよ、ちゃんと聞いてるよ。
お母さん:嘘よ!私はいつもあなたの話を聞いてあげているのに、あなたは私の話を聞いてくれない。
子ども:ごめんなさい。
お母さんヒス構文の例文3
子ども「お母さん、お昼ご飯食べようかな?」
お母さん「わたしだけ料理するの、大変なのよ!いつもあなたのこと考えてるんだから、もう少し感謝してくれてもいいんじゃないの?私はただのポンコツだから…」
お母さんヒス構文の例文4
子ども「宿題終わったよ。」
お母さん「宿題は終わったけど、部屋は片づけてないでしょ?掃除もちゃんとしてるの?私はいつもあなたのことを心配しているんだよ。あなたはいつも私に迷惑をかけてばかりだ。あんな役立たずの息子がいるなんて、生まなければ良かった」
お母さんヒス構文の例文5
子ども「くっさ(ゴミのところ)」
お母さん「何!?私が悪いって言いたいの!?私だってちゃんとゴミ処理してるよ!!」
お母さんヒス構文の例文6
子ども「〇〇ちゃんの家の麦茶が美味しかったなあ」
母「うちの麦茶はまずいってこと? じゃあ〇〇ちゃんの家の子どもになれば?」
お母さんヒス構文の例文7
子ども「お母さんお弁当の量ちょっと多い」
母「あーハイハイごめんなさいねーじゃあもうお弁当作りません自分で作ってくださいー」
お母さんヒス構文の対策は?
親が「お母さんヒス構文」を使ってくる場合は、子どもが一人では対処するのは難しいものがあります。
基本的には親の気持ちを受け止めてあげて、あまりにも親が怒ったり泣いたりしている場合は、その場を離れて、冷静になる時間を取りましょう。
親が冷静になったら、話を聞いてあげると良いんですが、親の怒りや泣き声に圧倒され、自分の意見を言えなくなったり、親に逆らえなくなったりしてしまう前に、信頼できる大人(祖父母、教師、カウンセラーなど)に相談してみることもおすすめします。