iphoneのカメラで写真をとると勝手に明るくなる原因は?
写真を撮った後にカメラロールで写真を見ると、実際に撮ったものよりコントラストが強くなって暗くなり、光の反射が強かった部分が白飛びする場合、どうすれば良いんでしょうか?
iphoneカメラ|写真の色味が変わる!オレンジ・勝手に明るくなる原因
iPhoneで写真を撮ると実際に撮ったものよりオレンジ色(暖色)になるなど、勝手に色味が変わることがありますが、HDR機能によるものです。
簡単に言えば記録・表示できる明るさの幅を大きくしたものです。
HDRで撮影された画像や動画を再生すると
iPhone13のSuper Retina XDRディスプレイでは
通常(SDR)よりも輝きが増した状態で表示されます。
・HDRでの撮影をやめるには
写真の場合は
設定→カメラ→スマートHDRをオフにして
カメラAppでHDRをオフにする
動画(ビデオ)の場合は
設定→カメラ→ビデオ撮影→HDRビデオをオフ
・HDR表示をやめるには
設定→写真→フルHDRで表示をオフ
HDRとは?iphoneカメラで写真の色味が変わる原因
iPhoneのカメラのHDRとは、High Dynamic Rangeの略で、明暗差の大きい被写体をより鮮やかに撮影する機能です。
HDRでは、カメラが同じ被写体を複数の露出で撮影し、それらを合成して1枚の画像を生成します。これにより、明るい部分と暗い部分を同時に鮮やかに表現することができます。
例えば、夕焼けを撮影する場合、HDRでは、太陽が明るく、空が暗い2枚の画像を撮影し、それらを合成します。これにより、太陽が明るく、空も鮮やかに表現された夕焼けの画像を撮影することができます。
HDRは、iPhoneのカメラに搭載されている機能ですが、他のカメラでも使用することができます。HDRを有効にするには、カメラの設定で「HDR」をオンにします。
HDRは、明暗差の大きい被写体をより鮮やかに撮影したい場合に有効な機能です。例えば、夕焼け、夜景、逆光の人物など、HDRを使用するとより美しい画像を撮影することができます。
まとめ:iphoneカメラ|写真の色味が変わる!オレンジ・勝手に明るくなる原因
iphoneのカメラで写真をとると勝手に明るくなる原因はHDR機能です。
iPhoneのカメラのHDRとは、「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、日本語では「高ダイナミックレンジ」と呼ばれます。これは、写真を撮る際に使われる特殊な機能で、明るい場所と暗い場所のコントラスト(差)をより広く捉えることができる機能です。
普通にカメラで写真を撮ると、明るい場所は明るく写りますが、暗い場所は暗く写ってしまうことがありますよね?それは、カメラが一度に限られた明るさの範囲しか捉えられないためです。しかし、実際の目で見る世界は、明るいところと暗いところの差が広く、とても広い範囲を見ることができます。
そこで、HDR機能を使うと、カメラが複数の写真を同時に撮影し、それぞれの写真から明るい部分だけを選んで合成することで、より広い明るさの範囲を写真に表現することができます。つまり、暗い部分は暗く、明るい部分は明るく、よりリアルな写真を撮ることができるのです。
例えば、夕日がキレイな風景を撮る場合、夕日の明るい光と周りの暗い景色の差が大きく、普通に撮影すると夕日の部分が白く飛んでしまったり、暗い部分が真っ黒になってしまったりします。しかし、HDRを使うと、夕日と周りの景色の両方を美しく写すことができます。
ちなみに、iPhoneのカメラでの色味と実際に自分の目で見ている色が違う(カメラの方が暗く感じる)理由は、そもそも人間の目は超高性能で最新型のカメラでも全く勝負になりません
カメラのスペックに例えれば、控えめに見積もっても、
解像度10億
ダイナミックレンジ1:100000
程度です。更に優れているのは、高精度AI機能で明るいところ暗いところを自動補正出来ること。
夕方、日が落ちる頃も肉眼ではそこまで暗くは感じません。これは夕方=少し暗いというのが頭の中に入っていて、明るく補正されるから。
昼間、部屋の窓を通して外の景色を撮影しようとすると、外に露出を合わせると、部屋の中は夜のように暗くなります。逆に中に合わせると外は白飛びして真っ白に写ってしまいます。
人間の目では外も中もそこそこ明るく見えます。