電卓でeの意味は?eを消すには?消えない?eなしの計算の出し方は?

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電卓で大きい数字を掛け合わせると「1.00e+20」みたいに表示される時の「e」の意味は?

電卓で計算していると「1e+12」と出てきた場合、どうやって消すことができるんでしょうか?消えない?

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電卓でeの意味は?eなしの計算の出し方は?

関数電卓等で出る1.98E-17などの「E」とはExponent (指数)の頭文字.

1.84E-07

なら,

1.84*10^(-7)

のことです.

例えば、「1.00e+20」という表記は、以下のように解釈されます:

1.00 × 10の20乗

ここで、「10の20乗」とは10を20回かけることを意味します。具体的に計算すると、1.00 × 10^20は次のようになります:

1.00 × 10,000,000,000,000,000,000

つまり、1.00e+20は1の後に20個の0が続く非常に大きな数を表しています。

同様に、指数表記は小さな数を表現する際にも使われます。例えば、「1.00e-5」という表記は以下のように解釈されます:

1.00 × 10のマイナス5乗

これは次のようになります:

0.00001

つまり、1.00e-5は0.00001を表しています。

電卓でeを消すには?消えない?

電卓で大きい数字を掛け合わせると 1.00e+20 みたいなのが表示されるのは、科学記数法で表示されているからです。科学記数法は、数字を10のべき乗で表す記数法です。例えば、1000000000000は、10の12乗で表せます。科学記数法で表すと、1.00e+12となります。

科学記数法は、大きな数字や小さな数字を簡単に表すことができる記数法でコンピュータやプログラミングでもよく使われていますが基本的に桁数が多くなると消すことはできません。

まとめ:電卓でeの意味は?eを消すには?消えない?eなしの計算の出し方は?

電卓の表示の「1e+12」は、
まず、「1」と「e+12」に分けます。
そして、「e+12」を、さらに「e」と「+12」に分けて解読します。

順番に説明すると
「e」は、英語の「exponentiation」
「exponentiation」を日本語にすると「累乗」とか「べき乗」とか「指数」とか呼び方がいろいろありますが、
意味は「同じ数を、複数回、掛け算する。」と言うことで、中学数学くらいの内容です。
電卓の種類によっては、「e」ではなく「exp」と表示するものもあります。

電卓の場合、通常「10を、複数回、掛け算する。」と言う意味で
「e+12」は、「10を、+12回、掛け算する。」と言う意味になります。
従って、「e+12」は、「1000000000000」
0が12個と言う意味になるのはこのためです。

最後に、「1e+12」の「1」は、「e+12」の「1倍」と言う意味で
1000000000000×1=1000000000000となります。

仮に「2.3e+12」と表示されたら「e+12」の「2.3倍」なので
1000000000000×2.3=2300000000000となります。

参考:【正負の数】累乗の計算の仕方とは?|電卓でeの意味

正の数の乗法・除法の単元で、中学1年生が1番間違えやすい問題は、

「累乗」の計算である。

この累乗の計算を理解することが、定期テストで高得点を獲得することにつながる。

新しい言葉なので難しく聞こえるかもしれないが、理解出来れば敵ではない。

しっかりと学習していこう。

■累乗の計算とは?

累乗とは、同じ数をいくつか掛け合わせたもののことをその数の累乗という。

例えば、

3~2

という数を累乗という。3の右上の「2」を「指数」といい、

これは3が2回掛けられていることを表している。

読み方は3の2乗となる。

つまり、

3~2 = 3 x 3 = 9

、という計算結果となる。

3~3

は、3が3回かけられているということなので、(3の3乗と読む)

3~3 = 3 x 3 x 3 = 27

、という計算となる。

※指数は2、3以外にも4、5、6といろいろな数がつき得る。

■注意すべき累乗の形

累乗の計算において、負の数の累乗計算をするときには注意が必要である。

負の数の計算では以下の、

-3~2

(-3)~2

のかっこがついている場合とついていない場合では、

計算方法が異なるので注意しなければならない。

-3~2

は、-3を2回掛けるのでなく、「3を2回掛ける」ということなので、

-3~2 = -(3 x 3) = -9

、となる。

しかし、

(-3)~2

は、「-3を2回掛けること」、になるので、

(-3)~2 = (-3) x (-3) = 9

、となる。

まとめると・・・・・・

・負の数で(  )がついていない数の2乗計算→「-」がつく

・負の数で(  )の2乗の形の計算→「+」がつく

、ということである。

■数×累乗の計算方法

2 x (-3)~2

というような、「数×累乗」、または「累乗×数」という形の式は

累乗から計算→残りの数のかけ算、

という順序で解く。

※「累乗×累乗」であれば、お互いの累乗計算をしてから、互いを計算する。

よって上の式は、

2 x (-3)~2 = 2 x 9 =18

と計算する。

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