運転免許試験場での学科試験は何点以上で合格?
免許センター(本免許)では、何点以下だと不合格になるんでしょうか?
また、本免学科試験(本検)の点数が免許証の数字(免許証番号)に反映されているという話は本当?
運転免許は何点で合格?本免学科試験
運転免許試験場での学科試験は何点以上で合格かというと、100点中90点以上で合格です。
ただし最後の方にはイラスト問題があって配点が高いのでそこを間違えないようにすれば良いでしょう。
問題数は全部で95問でイラスト問題が5問あります。イラスト問題は1問あたり2点ですので、イラスト問題を正解することが合格への必須条件となります。
答案用紙はマークシート式で、その日に出る問題を試験時間50分の間に一問一問、塗り潰して行き、解答して行く形になります。
電工掲示板にて、合格発表がされ、ご自身の受験番号があれば、合格で、写真撮影等を行った後、晴れて運転免許の交付になります。
本免学科試験(本検)の点数が免許証番号?
結論から言うと、自動車運転免許証番号に本検の点数があるというのは都市伝説です。
番号の最初の2桁は地名を表します。
次の2桁は免許取得の西暦をあらわします。
免許証番号の12桁の意味は以下です。
■左から1~2桁目:初回免許交付公安委員会
■左から3~4桁目:免許取得年西暦下2桁
■左から12桁目:免許交付回数
例えば
3098・・・・は30が東京、98は1998年取得です。
免許証番号の意味
免許書の12桁の数字は、以下の5つの意味を持っています。
公安委員会番号(1~2桁目)
取得年(3~4桁目)
管理番号(5~10桁目)
チェックデジット(11桁目)
再発行回数(12桁目)
■公安委員会番号
1~2桁目の数字は、免許を交付した公安委員会を表しています。北海道が10番台、東北が20番台、というように、日本列島の上から順に数字が割り振られています。
■取得年
3~4桁目の数字は、免許を取得した年の下2桁を表しています。例えば、309156789011という免許番号の場合、30は1990年を表しています。
■管理番号
5~10桁目の数字は、各公安委員会が管理する番号です。
■チェックデジット
11桁目の数字は、誤入力を防ぐためのチェックデジットです。
■再発行回数
12桁目の数字は、免許を再発行した回数を表しています。再発行した回数がない場合は0、1回再発行した場合は1、というように、数字が増えていきます。
なお、免許書の番号は、免許の更新や区分変更の際は変わりません。紛失や盗難による再発行の際にのみ、番号が変わります。
まとめ:運転免許は何点で合格?本免学科試験(本検)の点数が免許証番号?
本免学科試験は正確に言いますと100問ではなく95問で、うち5問は3択-2点(危険予測問題)、その他90問は1点の合計100点です。
合格点は90点以上。一点でも満たなければ不合格となります。
運転免許試験場での学科試験は通常は誰でも1回で合格する試験です。
不合格になったら少しは勉強をし直して受験するでしょうが、申請すれば次の日でも学科試験の受付は可能です。
都道府県にもよるらしいですが、嫌らしい問題を出してくるところもあるようです。
一番効果的なのは専用の問題集買って正解率の悪い不得意問題ばかり絞って遣ることです。
免許書の12桁の数字は、都道府県、取得年、一連番号、チェックデジット、再発行回数、照会番号など、さまざまな情報を含んでいます。