当落線上の意味は？
面接・受験などでしばしば耳にする当落線上とはどういう意味でしょうか？使い方は？
当落線上の意味｜面接・受験
当落線上の意味は当選するか落選するかギリギリ、受かるか受からないかのボーダーという意味です。
「この線より上なら当選」、「この線より下なら落選」という統計上の＂仮の＂水平線を引いた場合、現状が、ちょうどその線上にあって、当選するかもしれないし、落選するかもしれないという、びみょうな場合に、「候補者は当落線上にある」と表現します。
当落の当は、当選の当。
当落の落は、落選の落。
だから、当選、落選発表というのを略して当落発表といいます。
当落線上の類語は？
どちらに転ぶかわからない、不確定であることを意味する当落線上の類語には、以下のようなものがあります。
微妙な差で決まる
どちらとも言えない
ギリギリのところで決まる
綱渡りの状態
勝負の行方がわからない
決着がつかない
勝ち負けがわからない
不確定要素が多い
運次第
具体的な例としては、次のようなものが挙げられます。
選挙で当落線上の候補者
試験で合格か不合格か微妙な点数を取った受験生
契約の交渉で、双方の合意が得られるか否かが不確定な状況
スポーツの試合で、勝敗が決まらない接戦
当落線上の使い方は？
- 今年の選挙では、当落線上の候補者が複数いる。
- 試験の結果が当落線上で、結果発表を心待ちにしている。
- 契約の交渉が当落線上で、双方の合意が得られるか否かが不確定だ。
- 試合は当落線上で、どちらが勝つかわからない。
- 新製品の発売は当落線上で、市場の反応次第で決定する。
- 出世レースは当落線上で、今後の活躍次第で大きく変わるだろう。
- 恋の行方は当落線上で、相手の気持ち次第だ。
- 人生の選択は当落線上で、後悔しないように慎重に決めたい。
