NE-MS4A・NE-MS268はどちらも使いやすい26Lのパナソニック製オーブンレンジ
どちらも「ロック機能(チャイルドロック)」を備え、子どもがいても安心。
カップボードなどへの設置に配慮したコンパクト設計となっていますがNE-MS4AとNE-MS268の口コミや評判は?
NE-MS4Aと型落ちのNE-MS268を比較すると、どんな違いがあるんでしょうか?
NE-MS4AとNE-MS268の違いの比較情報
比較項目 NE-MS4A NE-MS268
発売日 2022年11月 2021年9月
外形寸法 幅500×奥行400×高さ347(mm) 幅500×奥行400×高さ347(mm)
容量 26L 26L
重さ 14.1kg 14kg
センサー スイングサーチ赤外線センサー スイングサーチ赤外線センサー
グリル加熱方式 遠赤Wヒーター/片面グリル 遠赤Wヒーター/片面グリル
オーブン機能 1段 上下ヒーターオーブン(100~250℃) 1段 上下ヒーターオーブ(100~250℃)
解凍機能 解凍(5段階) 解凍(5段階)/全解凍/半解凍
取説掲載レシピ数(自動メニュー数) 89(57) 91(62)
時短調理 中華10分/パスタ10分/煮物10分/やみつき野菜4分 中華10分/パスタ10分/煮物10分
パナソニックのオーブンレンジ NE-MS4AとNE-MS268は、一般的な蒸気センサーではなく「スイングサーチ赤外線センサー」がついています。
蒸気のセンサーは名前のとおり蒸気で食べ物の温め具合を判断するので加熱ムラが出やすいのが欠点でした。
赤外線センサーでは、庫内全体を右や左(または上や下に)に動かしながら全体の温度を計測。
一面だけではなく全体的に温度を判断するので蒸気センサーと比較して加熱ムラが少なくなります。
レンジの温度は10℃~90℃。オーブンの温度は100℃~250℃まで設定可能です。
低い温度からじっくり低温解凍をすることもできれば、250℃という高温でバックリブなどを豪快に焼き上げることも可能です。
NE-MS4AとNE-MS268の良い口コミをまとめました!
NE-MS4Aのの良い口コミ
扉を開けると電源オンになります。そこから「あたため」を押し「スタート」で完了。2ボタンで非常にスピーディーです。
ボタンの数も多くないのと液晶のバックライトがつくのは使いやすい。出来ればボタン類も光ればもっと良かった。
ボタン一つで的確な状態に温める事ができ、トーストも完璧でトースター買うのやめようかと思ってます。
NE-MS268の良い口コミ
冷凍肉の解凍をムラなくほぼ均一にしてくれます。
よく使いそうな機能は液晶の下のボタンに集約されているので簡単です。
手入れについては、庫内がフラットな形状のため、例えば食べ物が飛び散ってしまったときでも、すぐに簡単に拭き取れてとても扱いやすいと感じています。
NE-MS4AとNE-MS268の中立~悪い口コミをまとめました!
レンジの加熱が終わった後、ファンが回る音がします。慣れるまで気になりましたが、数分で止まりますので、気にならなくなりました。
操作ボタン等は、分かりやすい。ただ、稼働音、冷却ファンの音が大きいのが気になります。
NE-MS4AとNE-MS268については、「買って損をした」といった悪い口コミは見当たりませんでした。
ファンの音を気にする人が多いようですが、慣れれば気にならなくなるレベルなので、それほど心配する必要はなさそうです。
NE-MS4AとNE-MS268の違いを比較
NE-MS4Aとよく似たモデルとしてNE-MS268というのがあります。
NE-MS4AとNE-MS268の違いを比較すると、
・半解凍の機能の有無
・取説掲載レシピ数と自動メニュー数
・デザイン(本体のメニュー表記)
という違いがあります。
NE-MS4AとNE-MS268の比較|半解凍の機能の違い
パナソニックオーブンレンジ 新型のNE-MS4Aも型落ちのNE-MS268もどちらも解凍機能は、「弱」「やや弱」「標準」「やや強い」「強い」の5段階で仕上がりを変更できます
ただ全解凍と半解凍を選択できるのは型落ちのNE-MS268だけ。
NE-MS268ではほぐしやすい固さに解凍できる「全解凍」と、包丁で切りやすいよう少し固めに解凍する「半解凍」の選択ができます。
ちなみに、遠赤外線センサーの感度を落とさないために、解凍させたいものの表面の水滴をしっかり拭いてからチンすると、よりムラなく解凍できるとのこと。
NE-MS4AとNE-MS268の比較|取説掲載レシピ数と自動メニュー数の違い
NE-MS4AとNE-MS268の1番の違いは、メニューです。
新型のNE-MS4Aは、総レシピ数89で自動メニュー数は57。
取説掲載レシピ数/自動メニュー数
NE-MS4A:89/57
NE-MS268:97/62
型落ちのNE-MS268は総レシピ数が97で自動メニュー数が62なのに対して、新型のNE-MS4Aが89/57とメニューの数が減っています。
新型NE-MS4Aの方では、野菜で作るスイーツやかき揚げなどのメニューが一部削除されていますが、その代わりに「やみつき野菜4分」メニューが搭載されました。
「やみつき野菜4分」は調味料と野菜を入れてメニューを選択すれば、後は4分チンするだけでおかずが一品完成してしまうという優れもの。
毎日の食事の準備に役に立つ機能となっています。
あまり使わない野菜も「やみつき野菜4分」で簡単な工程で美味しい副菜に調理できます。
NE-MS4AとNE-MS268の比較|デザイン(本体のメニュー表記)
NE-MS4AとNE-MS268では本体に記載されているメニューのデザイン方法が変わりました。
NE-MS268ではレンジ扉下部に表記されていたメニュー名と番号がズラッと記載されているのに対して、NE-MS4Aではレンジの内側への表記に変更になっています。
新型のNE-MS4Aでは表面にメニュー表示はないので、パッと見の印象はとてもスッキリしました。
NE-MS4Aをおすすめする人
新機能「やみつき野菜4分」で作ってみたい
レンジはスッキリしている方が好き
新製品を長く使いたい人
長く使える新型のほうが安心できる人
見た目のデザインや新機能が外せないならNE-MS4Aでしょう。
ただ、型落ちのNE-MS268とは性能にそれほど違いはありません。
NE-MS268をおすすめする人
作れるメニュー数が多い方がいい
レンジにメニューが記載されている方が使いやすい
予算を抑えたい人
コスパ重視
型落ちのNE-MS268と新型のNE-MS4Aとは性能が変わらないので、特に事情がなければNE-MS268がおすすめです。
なお、値段に関しては旧型NE-MS268の方が1万円以上も安いです。
NE-MS4AはNE-MS268の後続品として発売され、NE-MS268の方は現在生産中止となったためです。
NE-MS4Aの口コミまとめ
パナソニックのオーブンレンジ「NE-MS4A」と「NE-MS268」は電子レンジ機能に加え「オーブン」「トースター」の機能を兼ね備えた、1台で3役をこなせる調理家電。
違いは3つありました。
・半解凍の機能の有無
・取説掲載レシピ数と自動メニュー数
・デザイン(本体のメニュー表記)
また、価格面では現時点でNE-MS268の方がだいぶ安くなっています。
以上の違いから、
新機能やデザイン重視の方はNE-MS4A
価格重視の方はNE-MS268
がオススメになります。
ちなみに、生活家電は、商習慣として毎年型番変更をする製品が多く、一年に一度は新機能を搭載した新モデルが登場しますが、新機能に魅力がなければ、旧モデルでも良いと判断しても良いでしょう。
しかし、基本性能が進化した場合は、慎重な判断をして下さい。例えば、エアコンの冷媒が変更になった場合や、基本構造が抜本的に変更になった時は、今後のスタンダードが変わるという意味なので、新モデルを購入する方が良いでしょう。
一方、プラスαの機能の場合は、必要か否かで判断してOK。例えば、エアコンのフィルター自動そうじ機能。これは、エネルギー効率の維持にも大きく貢献するのであったほうが良い機能です。しかし、個々の体感温度を感知しそれぞれに適した温度に吹き分ける機能は、ひとりで使う個室には不要です。