山辺節子はかつて「つなぎ融資の女王」としてワイドショーで連日のように取り上げられた人物。
還暦を超えながら“38才”を自称し、男を籠絡して次々と大金をだまし取った山辺節子の現在や生い立ちは?
山辺節子(つなぎ融資の女王)の現在|判決は?
山辺節子は、熊本地裁で行われた裁判において、詐欺罪に問われ、懲役7年の実刑判決を受けています。
この判決は、求刑が懲役10年であった中で言い渡されたものです。
山辺節子は2017年の3月末にタイで身柄が拘束されると、日本に移送中の飛行機内で逮捕。
判決を受けたのはそのからちょうど1年後の日でした。
山辺節子は、拘置所での生活についても語られています。驚くことに、拘置所内では疲れた様子を見せず、笑顔で過ごしていたとのことです。彼女はフィリピンやタイの男性に対しても、都内の23歳モデルに対しても「フィギュアみたいなもので、遊びですよ」と冷静に話すなど、情熱的な人間関係を築いていました。しかし、彼女の詐欺被害者たちに対する返済や返金については考えていないようです。
山辺節子(つなぎ融資の女王)wiki生い立ち
熊本出身の山辺節子は高校を卒業した後、クリニックで事務員として働いていました。若い頃、父親によって早くに結婚させられました。
山辺節子にとって最初の結婚では、自動車関連の企業で働き、息子と娘を授かりましたが、後に離婚しました。
その後もなんどか結婚と離婚を繰り返したようです。
山辺節子(つなぎ融資の女王)子供(息子・娘)は?
山辺節子の子供について、山辺節子は20歳で結婚し、最初の結婚からは男の子1人と女の子1人を授かりました。
離婚後、山辺節子はクラブのママとして生計を立てていました。息子は噂では一橋大学を卒業し、外資系の一流企業のシンガポール支店で働き、成功を収めているとか。
娘は国際線の客室乗務員として働いているということで美しい容姿を持ち、英語も堪能なのかもしれませんね。
山辺節子(つなぎ融資の女王)とは?
「つなぎ融資の女王」と称された山辺節子はその行動や詐欺の手口が注目を浴びました。
山辺節子は、実年齢が62歳でありながら、年齢を偽り、38歳と名乗っていました。
山辺節子は詐欺の女王として知られ、被害者は120人以上、被害総額は約27億円とも言われています。
山辺節子は特に男性からお金を騙し取ることに長けており、彼女を騙し取る男性を「貢ぐ君」と呼んでいました。
山辺節子の手口は巧妙で、相手の好みや金銭感覚を研究し、雰囲気や振る舞いを演出して男性を魅了しました。
山辺節子は相手に高級なブランド品を褒めたり、相手の年収を探りながら、金銭感覚が麻痺した被害者たちからお金を巻き上げました。
このような詐欺の手口により、山辺節子は多くの人々から大金をだまし取り、贅沢な生活を楽しんでいました。
山辺節子は金銭感覚が麻痺し、一度身についた華やかな暮らしを忘れられない存在であり、詐欺被害者たちは再び彼女に助けてもらえると高をくくっていたことが描かれています。
このような山辺節子は、詐欺師として非常に巧妙で、被害者たちに高額のお金を巻き上げたことから「つなぎ融資の女王」として恐れられました。
山辺節子(つなぎ融資の女王)の手口
年齢の偽装
山辺節子は実際の年齢を62歳でありながら、38歳と名乗り、若いと見せかけていました。このような年齢の偽装は、男性からの興味を引くために行われました。
男性の好みの研究
彼女は相手の好みや趣向を徹底的に研究し、相手に合わせたアプローチを行いました。これにより、相手を魅了しやすくなりました。
金銭感覚の探求
彼女は相手の金銭感覚を探り、相手の年収や資産について情報を集めました。これにより、詐欺の際に相手から多額のお金を巻き上げることができました。
贅沢な生活の演出
彼女は相手に高級なブランド品を褒めたり、自分の生活を豪華に見せかけました。これにより、相手は彼女の魅力にとりこになり、お金を提供しやすくなりました。
一時的な困難を演出
彼女は相手に対して、一時的な困難や経済的な困難を演出しました。例えば、勤め先が潰れそうで給料が遅れているなどと言って、お金を要求しました。
金銭を巻き上げる
彼女は相手の信頼を得た後、大金を要求し、これを巧妙に騙し取りました。被害者たちは彼女の話に騙され、多額のお金を提供しました。
繰り返しの被害者
彼女は複数の男性からお金を騙し取り、被害者は120人以上に上り、被害総額は約27億円とも言われています。
まとめ:山辺節子(つなぎ融資の女王)wiki現在|子供(息子・娘)は?生い立ちは?
山辺節子の詐欺事件について、当初の被害額は約7億円とされましたが、後の捜査や取り調べによって、実際の被害総額は約27億円に訂正されました。山辺節子が手に入れた金額は約4億円だと本人が述べていますが、一部の取材によれば、実際に手にした金額は約7億円だったと言われています。しかし、最終的に約20億円が行方不明となっています。
山辺節子の詐欺の手口についても明らかになっています。彼女はつなぎ融資詐欺を行い、知人に借金を申し込む際に「30万円投資してみない?」と持ちかけ、毎月36,000円ずつ10か月払うというスキームを使っていました。この詐欺は口コミで広まり、半年後には数千万円規模に成長しました。山辺節子が主犯で単独犯とされていますが、2組の夫婦が彼女の下で重要な役割を果たしていました。彼らは最初は山辺節子の詐欺の被害者でしたが、いつの間にか詐欺の仲介人となり、客を紹介していました。この手口で、山辺節子は5年以上にわたりつなぎ融資詐欺を続けました。
山辺節子の詐欺被害の一部を受け取っていた仲介人の夫婦たちは、高級外車に乗り、豪邸に住んでいたことが明らかになっています。彼らは山辺節子から客を連れてきた際、投資額の一部を受け取っていました。被害者の金が最終的には山辺節子のもとに行かず、仲介人の夫婦の所にとどまっていました。