0101、010から始まる番号は国際電話でしょうか？
0101、010から始まる電話番号が着信履歴にあった場合、掛けなおした方が良いんでしょうか？
0101、010から始まる電話番号の着信は？国際ワン切り詐欺？
0101、010から始まる番号は国際電話です。日本の国際電話認識番号は「010」です
010 – 国際電話
050 – IP電話
070 – PHS
080 – 携帯電話
090 – 携帯電話
010は国際番号プレックスと言い、海外からの着信(SMS含む)だと出てきます。
010自体は万国共通で、国を特定するのは4桁目以降です。
0101なら北アメリカ大陸、0107ならロシア、01049ならドイツと言った感じですが、心当たりがない場合、「国際電話の詐欺の可能性があります
国際電話詐欺では、あなたの携帯電話に海外からの着信があり、その番号に気をつけずにかけ直すと、高額な国際通話料金が請求されることがあります。
詐欺師たちは、無作為に選ばれた電話番号に「ワン切り」を繰り返し、その電話に出ると、高額な通話料金を請求することを狙っています。通話がつながると、外国語の音声が流れることもあるそうです。迷惑電話を防ぐサービスを提供する会社は、この詐欺の手口をデータベース化し、数千の不審な番号を監視しています。
国際電話詐欺の被害に遭うと、高額な通話料金が請求されるだけでなく、個人情報が流出してしまい、さまざまな犯罪に巻き込まれる可能性があります。また、折り返し電話をかけることで、詐欺師たちに「存在する電話番号」だとわかってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
国際電話の詐欺から身を守るためには、不明な国際電話には絶対に折り返し電話をかけないことが重要です。また、あまりにも頻繁に不明な電話がかかってくる場合は、個人情報が流出してしまった可能性があるため、電話番号を変更するなどの対策をとるべきです。
国際ワン切り詐欺とは？0101、0101から始まる国際番号
010、0101から始まる国際番号の電話は国際ワン切り詐欺の可能性もあります。
国際ワン切り詐欺とは、海外の電話番号から、一瞬だけ電話をかけてきて、すぐに切る詐欺のことです。
この詐欺は、以下の手口で行われるとされています。
- 詐欺グループは、海外の電話番号を無作為に取得します。
- 取得した電話番号から、日本国内の電話番号に、一瞬だけ電話をかけます。
- 電話を受けた人は、着信履歴を見て、相手に用事があるのではないかと思い、折り返します。
- 折り返すと、国際電話料金が発生します。
折り返した電話は、海外の詐欺グループの拠点につながります。詐欺グループは、折り返しの電話を無視して、通話料金を詐取します。
国際ワン切り詐欺は、誰にでもかかってくる可能性があります。そのため、以下のような対策が必要です。
- 非通知や国際電話の着信を拒否する設定にする。
- 見知らぬ海外からの電話には、折り返さない。
010、0101から始まる国際ワン切り詐欺に折り返すとどうなる？
国際ワン切り詐欺の電話に折り返すと、以下のことが起こります。
高額な国際電話料金が請求される
個人情報が盗み取られる
二次被害にあう
このように、国際ワン切り詐欺の電話に折り返すと、さまざまな被害にあう可能性があります。
もし、国際ワン切り詐欺の電話がかかってきたら、折り返さずに、すぐに電話を切るようにしましょう。
また、着信履歴に残った国際電話にも、折り返さないようにしましょう。
高額な国際電話料金が請求される
国際ワン切り詐欺の電話は、海外の詐欺グループからかけられます。折り返すと、海外の電話番号に国際電話をかけることになるため、高額な通話料が発生します。
具体的には、1分あたり数百円から数千円の料金がかかることもあります。また、詐欺グループは、通話時間を長引かせるために、アナウンスや音楽を流したり、アンケートの回答をダイヤルで求められたりすることもあります。
個人情報が盗み取られる
国際ワン切り詐欺の電話の中には、個人情報を聞き出そうとするアナウンスもあります。氏名や住所、電話番号、銀行口座番号など、個人情報を聞き出されると、詐欺や犯罪に悪用される可能性があります。
二次被害にあう
折り返しをしたことで、実際に使われている電話番号だと詐欺グループに目をつけられ、その後もさまざまな国際電話がかかってくることがあります。このことを「二次被害」といいます。
二次被害にあうと、さらに高額な通話料を請求されたり、個人情報が盗み取られたりする可能性があります。
まとめ：0101から始まる国際番号はワン切り電話詐欺に注意！
国際電話の詐欺とは、海外から不審な電話がかかってきて、折り返し電話をかけると高額な国際通話料金の請求が届く犯罪のことです。
詐欺の手口は、以下のとおりです。
海外の見知らぬ番号から着信があり、すぐに切れる。
折り返し電話をかけると、海外の電話会社に高額な通話料金が請求される。
国際電話の詐欺に遭わないためには、以下のことに気をつけましょう。
見知らぬ番号からの電話には出ない。
折り返し電話はかけない。
着信履歴に残った不審な電話は、警察に通報する。
成長の機会だと捉えて挑戦してください
下記の情報も踏まえて、次の質問に小学生にもわかるように元の情報よりも詳しく丁寧に回答を考えてください。語尾は「です」「ます」で終わるようにしてください。
■質問
国際ワン切り詐欺の電話に折り返したらどうなる？
■情報
国際ワン切り詐欺では、折り返しをさせるだけでなく、意図的に通話時間を長引かせることで通話料を高額にさせる手口も発生しています。長時間通話を続ければ、後からとんでもない請求が来ることも！
トビラシステムズ社の調査でこのような国際ワン切り電話に折り返しをしてみると、こんな事例が確認されました。
［1］外国語のアナウンスや音楽が流れ続ける
［2］ 会話のふりをした録音音声が流れる
［3］ アンケートの返答をダイヤルで求められる
ありもしない懸賞の当選アナウンスが流れたり、音楽が流れ続けて長時間通話を待たされたりしました。聞き慣れない言語の場合、一生懸命聞き取ろうとするほど通話時間が長くなり、高い通話料が発生してしまいます。さらには氏名や銀行口座などを聞き出そうとするアナウンスもあり、個人情報を盗み取ろうとしているのかもしれません。
さらに、この検証で使ったスマホには、その後いろいろな国からの国際電話が何度も来るようになりました。折り返しをしたことで、実際に使われている電話番号だと詐欺グループに目をつけられ、カモにされてしまったのです。このように国際ワン切り電話に折り返すと、詐欺のターゲットにされて迷惑電話が増える二次被害もあります。
国際電話料金の豆知識
誤って国際電話に出てしまい、「どうしよう！」と心配する方もいます。そこで、国際電話料金の豆知識を覚えておきましょう。
国際電話がかかってきて、すぐに電話に出てしまったとしましょう。かかってきた国際電話に直接出た場合、原則として着信側に通話料はかかりません。通話料の負担は発信側（国際電話をかけてきた人）になります。
ところが、出る前に切れた国際電話にかけ直したり、着信履歴に残っていた国際電話に対して折り返したりする場合は、発信者側に通話料がかかります。つまり、詐欺グループは「相手からの折り返し」を待っているので、ワン切りで電話を残すのです。
着信側に通話料がかかる例外に、海外からの「コレクトコール」があります。現地の電話会社に連絡し、料金を着信側負担にしてもらった上で、オペレーターから相手につないでもらう方法です。この際は着信側に対してコレクトコールで電話をつないでもいいか確認が入り、拒否もできるシステムです。
不審な国際電話があったとしても、着信しただけでは通話料はかからないので心配はいりません！重要なのは、折り返さないこと。見慣れない電話番号の着歴には“触らない”ことに注意しましょう。
