映画『22年目の告白 私が殺人犯です』のラストシーンでは、真犯人が刺されるという形で最後を向かえることになります。
ただ刺されるシーンの映像が見えにくかったこともあり、誰が刺した人なのか?と話題になりました。
22年目の告白ラストで誰が刺した人?最後は戸田丈?拓巳?
映画『22年目の告白 私が殺人犯です』ではエンドロールかと思わせて、また話が始まり、病院内で真犯人の仙堂がある男に刺されるシーンとなります。
仙堂を刺した男は、ピアスをいっぱいつけていたことから戸田丈(早乙女太一)ではないかとみられましたが、一瞬だけ見え隠れする顔は拓巳(野村周平)のようにも見えます。
拓巳といえば、仙堂の別荘ですべての真相が明るみになった際、仙堂に煽られてナイフで仙堂の脇腹を刺し首をロープで締め上げていました。
駆け付けた牧村が「里香の事件は、(時効が成立していないから)法律で裁くことができるから殺すな!」と言って思い留まっていました。
仙堂が逮捕された後、拓巳は海外に出発しますがその際「命日には日本に戻る」と言っていたので、海外で顔を戻し命日に刺しに行った可能性は十分に考えられそうです。
仙堂は法で裁かれるはずが、(最後の報道の女性の声から)精神的理由で減刑され、さらに手記も出版されていますから拓巳が改めて仙堂の殺害を企てる可能性は高そうです。
小野寺拓巳は行方不明となった婚約者の里香の安否を明らかにするため顔を変え曽根崎と名乗り世間に登場していました。
里香と一緒に上京してきていた拓巳は事件当時、耐えきれず飛び下り自殺を図っていましたが幸い一命を取り留めます。
里香の復讐のために、自分の顔を変え、名前も戸籍も変え別人に成りすましたうえで、里香の兄・牧村と密かに結託。
事件をよく知る牧村が告白本を書いて出版し、真犯人を炙りだそうというのが2人たくらみでした。
顔の整形は、第2の事件の被害者の旦那で医師の山縣にお願いしていました。
ただ、最後に仙堂を刺したのはやはり戸田丈で間違いないようです。
というのも、映画『22年目の告白 私が殺人犯です』パンフレットでは、戸田丈役の早乙女太一が役作りや印象に残ったことなどを語っています。
その中で「最後の行動に出た」理由についても言及していました。
ちなみに戸田丈は橘組の構成員で、曽根崎のサイン会では拳銃で襲撃していました。
実は組長の橘大祐(岩城滉一)の殺された妻の連れ子で第3の殺人の被害者。つまり戸田丈にとって仙堂はどれだけ憎んでも憎み足りない母親の仇ということになります。
■映画『22年目の告白 私が殺人犯です』キャスト
伊藤英明(牧村航)
藤原竜也(曾根崎雅人)
平田満(滝幸宏)
夏帆(岸美晴)
岩松了(山縣明寛)
石橋杏奈(牧村里香)
野村周平(小野寺拓巳)
仲村トオル(仙堂俊雄)
竜星涼(春日部信司)
岩城滉一(橘大祐)
早乙女太一(戸田丈)
木下ほうか(田嶋佑一郎)
松本まりか(川北未南子)