A4の縦横比の比率は?
A4の縦と横の長さの比率は何対何?
A4の縦横比は2:3、3:5、3:4、4:5、5:7、9:16のどれに一番近い
A4の縦横比は?縦と横の長さの比率は?
A4の縦横比の比率は厳密に言うと「1:√2」です。
簡単な数学の話ですが、この比率だと2倍にしても1/2にしても常に縦横比は変わりません。
ただ、√2は無理数で、厳密には再現できませんので、工業規格などでミリ単位で丸めた値を決めています。
ちなみに、A4なら210mm×297mmで、1:1.414285・・・・となりますが
A3では297mm×420mmとなり、1:1.4141414・・・・となってしまうわけです。
ただ、A2になると、420mm×594mmで、1:1.414285・・・・とA4と同じ値になるはずです。
この位の差は、誤差として片付けられる話という判断ですね。
倍数にしていくと、
2:2.828
3:4.242
4:5.656
5:7.070
9:12.726
となるのでA4の縦横比は2:3、3:5、3:4、4:5、5:7、9:16は、この中では5:7が1番近いかと思います。
A4で3:4の比率で編集した画像を印刷した場合、A4の紙を4:3にすると297mm×222.75mmになります。
何も設定せずに印刷すると、4:3の4のほうに合わせますので、222.75mmから210mmを引いた12.75mmがはみ出て印刷されなくなります。
A4の縦横比・比率はなぜ 1:√2?
A3、A4、A5などのA系列の用紙も、B3、B4、B5などのB系列の用紙も一緒で、1:ルート2 というのが理屈の上での比率です。
この比率だと、半分に切っても、2倍にしても比率が変わらないというメリットがあります。
縮小/拡大をした場合に切れるところが無くなります。
おおもとの1枚、A0を作れば、半分、その半分としていくことで、無駄なく、A1,A2・・・・を作れるようになっています。
日本工業規格(JIS)では,A4サイズの用紙は
210mm×297mmで,縦横比は297/210=1.4142857…
で,√2=1.41421356…と小数点以下5桁目で食い違います.
しかも,±2mmの許容誤差を許しています.(製造工程の誤差が出るため)
それは約±1%(100分の1)の誤差ですね.