電子機器や家電をコンセントに接続する際、電圧の違うACアダプターをつけるとどうなる?
ACアダプターの電圧が違う場合、どんな不具合・問題が発生するのでしょうか?
ACアダプタは、ボルト数が同じであれば、アンペアが違っていても繋がる?発火する?同じ型式のACアダプタなら電圧が違っても使って問題はない?
規定より電流容量が大きいACアダプタの利用は大丈夫でしょうか?
acアダプタは電圧が違うと壊れる?危険?大は小を兼ねる?
家電や電子機器を使用する際には、メーカーが定めたACアダプターを使用することが推奨されています。しかし、時には別のACアダプターを使用しなければならない場合もあります。このような場合、まずはアダプターの定格を確認して、機器に適合するかどうかを確認する必要があります。
ACアダプターには、出力電圧の安定化回路が入っているものと、そうでないものがあります。安定化回路が入っていない場合、過電圧状態になり、火災の原因になることがあります。そのため、安定化回路のないACアダプターを使用することは、厳禁です。
また、コネクタのプラグとジャックが合わない場合は、接続しないでください。プラスとマイナスの極性も確認する必要があります。ACアダプターによっては、外側がプラスで内側がマイナス、またはその逆の場合があるため、極性を間違えないように注意が必要です。
実際はやらないほうが良いのですが3ボルトのACアダプタが正式でも4.5ボルトのものでも使えます
12ボルトで動くものを9ボルトのACアダプタを使ってもなんとか動きますし逆に9ボルト用に12ボルトのACアダプタをつないでも少しの間ならなんともありません。
1.5ボルトの製品に4.5ボルトACアダプタは無茶です。
6ボルト製品に9ボルトACアダプタでも使えます
ただし電圧だけでなく電流容量も余裕をもったACアダプタでないと電圧が高くても使えません
ACアダプタはテスターを当てた電圧(開放電圧)は定格より高いですが負荷がかかると電圧が落ちます
12ボルトのACアダプタでも動作しているときには9ボルト近くまで電圧が落ちてしまうACアダプタもあります。
ACアダプタの中には可変電圧タイプもあります
1.5-12ボルトまで可変できますが開放電圧はどの位置でも高い状態ですが負荷がかかるとちょうど定格になります。
最後に、ACアダプターが機器に適合するかどうかを確認することも重要です。メーカーが試験して最適な定格のアダプターを付属しているため、別のACアダプターを接続することは本来推奨されません。しかし、定格が合う場合であれば、接続することができます。ただし、使用する際には十分に注意して、適切な取り扱いをするようにしましょう。
acアダプタの電圧が違う・許容範囲は?
ACアダプタを製品に付属していたものではなく別のACアダプタを使う場合、電圧の許容範囲は家庭電化製品では±5%~±10%程度です。
パソコンのACアダプタは安定化電源なので、±5%が適用できると思われます。
ただし、元のACアダプタがトランス式だった場合も、ACアダプタの性質が違うため使えない場合があると報告されています。
機器の定格電圧よりも低い電圧のACアダプターを使用すると、機器が動作しない可能性があります。機器の定格電圧よりも高い電圧のACアダプターを使用すると、機器が故障したり、火災が発生したりする可能性があります。
一部の機器では、定格電圧よりも高い電圧のACアダプターを使用して安全に動作するように設計されています。ただし、これらの機器では、過電圧保護回路や自動電圧調整回路などの特別な保護機能を備えている必要があります。
また、間違った定格電圧や電流で使用すると家電製品やACアダプタを破損させるだけでなく、火災や事故の原因にもなることがあるため、十分に注意して使用するようにしてください
まとめ:acアダプタは電圧が違うと壊れる?危険?電圧の許容範囲は?大は小を兼ねる?
異なる電圧のACアダプターを使用すると、接続した電子機器や家電製品に損害を与える可能性があります。たとえば、電圧が高すぎる場合、電子部品や回路にダメージを与えることがあり、それにより電子機器や家電製品が正常に機能しなくなる可能性があります。一方、電圧が低すぎる場合、電子機器や家電製品が正常に動作しなくなる可能性があります。
例えば、日本では一般的な家庭用電源の電圧は100Vですが、アメリカなど一部の国では電圧が120Vと異なります。したがって、日本の電子機器や家電製品をアメリカの電源に接続する場合、適切なACアダプターを使用しなければなりません。
正規でないACアダプタを交換する場合に確認するのは
・電圧が一緒である
・コネクタ形状が一緒である
・極性が一緒である
これに加えて、記載されている電流値にも注意です。電圧が安定化されているタイプとないタイプがあり、ないタイプだと消費電流値によって電圧も変動します。同じか10%くらい違う電流値でしたら大丈夫だとは思います。安定化されているか否かはテスターで計るしかありません。最近のアダプタであれば安定化されているとは思います。