アダムスキー式腸活法とは、世界的に著名な自然療法士(オステオパシスト)のフランク・ラポルト=アダムスキー(Frank Laporte‐Adamski)さんが考案した食事療法
自身の難病をきっかけに「オステオパシー」(人間の自然治癒力を最大限に活かそうとする医学)に傾倒しアダムスキー式腸活法を構築するようになります。
アダムスキー式腸活法とは?やり方は?
アダムスキー式腸活法画期的な点のひとつは、食品を消化スピードにより「ファスト」「ニュートラル」「スロー」のパターンに分類したこと
「アダムスキー式腸活法」は1992年に発表されて以来、ヨーロッパを中心に世界中に広まっています。
アダムスキー式腸活法の画期的な点のひとつは、食品を
下りてくるのが速い食品(ファスト)
下りてくるのが遅い食品(スロー)
どちらにも当てはまらない食品(ニュートラル)
に分類したこと。
下りてくるのが速い食品(ファスト)、遅い食品(スロー)を同時に食べないようにするのが、アダムスキー式腸活法の肝になります。
3度の食事で、食材を消化スピードに合わせて選ぶことで腸への負担を減らし、「腸を詰まらせない」というものです。
腸が詰まる、つまり腸の流れが極端に遅くなるということは、腸の中で食べたものが腐敗が進み、消化管の壁にへばりつく時間が長くなります。
消化管に着目した「アダムスキー式腸活法」は、そうしたダメージを避ける方法になります。
またアダムスキー式腸活法では腸には縦と横の2つの流れがあるとしています。
■アダムスキー式腸活法「タテの流れ」
口から取り込んだ食べ物を大腸の終わりまで下ろし、不必要な成分や有害な成分を体から取り去ります。
■アダムスキー式腸活法「ヨコの流れ」
体が消化によって蓄えたい物質を取り込み、血液中に存在する有毒な物質を除去します。
アダムスキー式腸活法レシピは?
日本でも食べ合わせが悪いとされる食材の組み合わせがあります。
例えば、「ウナギと梅干」「カニと柿」などがあり、中には根拠のない迷信めいたものも存在するものの、食材の組み合わせを間違えると、腸内で発酵や腐敗が繰り返されるため毒素が生じるケースもあります。
アダムスキー式腸活法では特にトマトは健康に欠かせない食べ物だとされ、可能であれば毎日でも摂取することをオススメしています。
ただし、トマトは短時間で消化管を下りてくる「速い食材」なので、絶対に「消化の遅い食事」の中で摂取してはいけません。
組み合わせを間違えると消化トラブルの原因になってしてしまうため、
「ファスト(トマト)」と「スロー(パスタ)」を組み合わせた「ファストトマトソースのパスタ」
「ファスト(トマト)」と「スロー(ピザ)」を組み合わせたピッツァ・マルゲリータ
などは、アダムスキー式腸活法のレシピとしてはNGとなります。
では、アダムスキー式腸活法で推奨されるレシピにはどのようなものがあるのかというと、
「根菜」の「おみそ汁」(「スロー」の組み合わせ)
「ブロッコリー」の「豆乳ポタージュ」(「スロー」の組み合わせ)
「かぼちゃ」の「(牛乳)ポタージュ」(「ファスト」と「ニュートラル」の組み合わせ)
体を温めてくれる「しょうが」や、消化促進作用のある「シナモン」、消化管を強くしてくれる「玉ねぎ」などは「ニュートラルの食品」なので、「ファストの食品」とも「スローの食品」とも組み合わせられます。
■「ブロッコリー」のオイルベースのパスタ
・パスタ(スロー)
・ブロッコリー(スロー)
・にんにく(ニュートラル)
・アンチョビ(スロー)
・ブラックオリーブ(ニュートラル)
・エキストラバージンオリーブオイル(ニュートラル)
■「カルボナーラ」
・パスタ(スロー)
・卵(スロー) ?
・ベーコン(スロー)
・ペコリーノチーズ、もしくはパルメザンチーズ(スロー)
・黒こしょう(ニュートラル)
■バジルソース「ジェノヴェーゼ」のパスタ
・パスタ(スロー)
・バジル(ニュートラル)
・にんにく(ニュートラル)
・松の実(スロー)
・パルメザンチーズ、もしくはペコリーノチーズ(スロー)
・エキストラバージンオリーブオイル(ニュートラル)
そのほか、アダムスキー式腸活法のレシピは、書籍で詳しく紹介されています。
腸がすべて―世界中で話題! アダムスキー式「最高の腸活」メソッド
【世界中が絶賛!「汚れた腸」がよみがえる!「世界一シンプルな食事法」、いよいよ日本初公開!】
【世界のセレブを中心に実践者続出!SNSなどで大注目!】
【Googleの「最も検索されたキーワード」ベスト3に選出!!(本書の原著発売年、食事法ダイエット部門)】
★「アダムスキー式腸活法」は、ここがスゴい!
体の不調がみるみる消える!どんどんやせて若返る!免疫力まで上がる!
★「アダムスキー式」メソッドは、ここが画期的!
食べ物の「組み合わせ」を変えるだけ!
「つらい食事制限」も「キツい運動」も不要!
①食べ物を3つに分ける→「ファスト」「スロー」「ニュートラル」の3つ
②それぞれを分けて食べる→「ファスト」と「スロー」を一緒に食べるから、腸がよごれる!
たった、これだけ!
【「汚れた腸」が引き起こす7大リスク】
〔リスク1〕頭痛→頭に酸素が届かなくなる
〔リスク2〕不眠→原因はストレスだけではなかった!?
〔リスク3〕肌荒れ→乾燥肌は遺伝ではない
〔リスク4〕腰痛→腸との意外な関係が明らかに!
〔リスク5〕コレステロール→「体にいい脂肪」が取り込める
〔リスク6〕泌尿器の汚れ→「詰まりをとる」ことで本質的に解決
〔リスク7〕食道裂孔ヘルニア→十二指腸の「たまった汚れ」を剥がそう
【「アダムスキー式腸活法」7つの基本】
〔基本1〕「マインドフルな食事」を心がける
〔基本2〕「理想的な腸の流れ」を知る
〔基本3〕腸に必要な「すき間」をつくってあげる
〔基本4〕果物や非加熱のオイルをとる
〔基本5〕食事のときは携帯を手放す
〔基本6〕水は「軟水」を選ぶ
〔基本7〕「食べ物のコーディネート」を知る