厩谷琢(勝村政信)はドラマ「相棒21」の登場人物の一人。
外務省アジア太洋州局次長で
第1話 「ペルソナ・ノン・グラータ 殺人招待状」
第2話 「ペルソナ・ノン・グラータ 二重の陰謀」
での主要人物となっていましたが、相棒21で外務省・厩谷琢(勝村政信)はサルウィンで殺された?死亡?
厩谷は殺された?死亡?サルウィンでアイシャ?ミウ?
結論から言うと、相棒21で厩谷琢はミウ・ガルシアサルウィン親善使節団メンバーでアイシャの親友、宮澤エマ)の指示により、国王との謁見前に拳銃で撃たれて殺害されます。
反政府軍幹部にアイシャ・ラ・プラント(サルウィン反政府運動リーダー、サヘル・ローズ)が厩谷琢の殺害を指示している場面と、拳銃が写し出されていました。
ミウにとって、反政府軍リーダー、アイシャの後釜に座るまでの経緯を良く承知している厩谷琢を生かしておく手はありません。
片山議員が謁見前に帰国を薦めたり、右京が謁見前を日本に送還させようという時、国賓(ゲスト)だからという理由でそれを拒否したミウは、最初から、日本に帰国させずに、アルウィン国内で抹殺することが目的でした。
だから、片山議員は民主的な日本にいるのが身の安全と警告とていました。
ちなみに、相棒シリーズでサルウィンと言えば、初代相棒・亀山薫が特命係を辞めるきっかけとなった国。
相棒season7の第1話(2時間スペシャル)「還流ー密室の混迷」で、高校時代の同級生だった兼高公一が登場し、殺害されて見つかります。
この兼高が、サルウィンで活動していた人物です。
第2話「還流ー悪意の不在」で、犯人が捕まった後、亀山は兼高の死をサルウィンに住んでいる兼高の家族に伝えに行きます。
1,2話の前後編ですが、亀山がサルウィンに行っている場面が、実は1話の冒頭で出てきます。
亀山がサルウィンに行って、国の実情と、兼高がどんな思いでどんな活動をしていたか、を知ったことが、警察退職につながります。
で、第8話「レベル4ー前編」、第9話「レベル4ー後編・薫最後の事件」となって、ここで亀山が退職します。
相棒21でではサルウィンで腐敗政府を倒した反政府運動のリーダー・アイシャが、来日中の親善パーティーで死亡する事件が起きたことで、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が再会を果たすと実質的に特命係に復帰することになりました。