エアコンの室外機の日よけを「すのこ」などで手作りする場合、安価でピッタリな素材はないでしょうか?
やはりベニヤ板などでは雨に弱いんでしょうか?
エアコン室外機の日除けを手作りDIYするには?
エアコンの室外機の日よけを手作りする場合、スノコを掛ける程度で屋根を掛けるとかえって室外機が痛む可能性があります。
実は雨が室外機の中に塩、埃などが流れこむのを防いでくれる効果もあるからです。
エアコンの室外機の日よけを手作りするなら空気の流れを遮らないことが一番です、
室外機に覆いを掛けて直射日光を防ぐことで節電効果があるとされていますが、直射日光は確かに大きな温度上昇が見込めます。
ただこれは熱交換機とは直接関係が無い場合も大きく、背面などの熱交換機に直接日光が当たるなど以外ではそれほどの効果は無い可能性もあります。
むしろ室外機に覆いを掛けることによる熱風が処理できないとかえって電気を食うことになり逆効果になってしまう危険があります。
室外機の空気の逃げ場をきちんとつくってやらないと冷房効果が落ちてしまいます。
そもそもエアコンの室外機の前方に物を置かない、吹いた熱風は速やかに上昇して拡散できるなどの条件でスノコなどが良いかと思います。
室外機にとって周囲に通風の妨げになるものがある事が、もっとも最悪な状態です。 人間で例えるなら、暑い屋外で風が通らない防寒服を着てひたすらジョギングをするようなものです。
雨はむしろ当たるようにしないと錆の発生が多くなりかねません。
エアコン運転前は相当の温度上昇が熱交換機に認められるものの運転開始直後に熱交換機の温度は正常に近いところまで戻ります
これは天板などが80度を超えるような温度でも熱交換機には新しい空気が当たるため(フアンが動作すると)すぐに下がると理解しています。
実際日が当たらない同列のエアコンと比べてもそれほどの電流変化は有りません。
勿論、日よけを全面否定するわけでは有りませんが実際の取り付け場所での熱風の行き先を考えて作ると良いでしょう。
ちなみに、節電・節約目的でエアコン室外機の日除けを手作りしようと思ったのであれば、そもそも古くなったエアコンはいっそのこと買い替えてしまったほうが間違いなく電気代はお得になります。
とあるサイトで10年前の古いエアコンと最新のエアコンの電気代を比較した結果、15年前のエアコンを買い替えた場合には年間で最大26,406円の節約に、10年前のエアコンだと年間で最大13,257円の節約できるとしています。
もっというと契約している電気会社を見直すことで、同じく電気代を抑えることもできます。
電力会社を変えると年間平均31,266円も節約できるとしている情報もみられるので、新しいエアコンに買い替えると同時に電力会社も切り替えることで年間で合計4.5万円も節約できる計算になります。
新しいエアコンは確かに工賃も合わせると10万円以上もする高い買い物ですが、節約効果を考えると3,4年で十分に元が取れるんじゃないでしょうか。
【エネナビ】月々の電気料金が安くなる