k1WGP日本vs世界・5対5 K-1クルーザー級では、
第7試合に愛鷹亮とシナ・カリミアンの好カード。
愛鷹亮と対戦するまでは、K-1無敗を誇り初代クルーザー級王座に君臨。
下馬評では圧倒的にシナ・カリミアンが愛鷹亮に勝利すると目されていましたが、
まさかのジャイアントキリングが起きただけではなく、
3ラウンド目の愛鷹亮の右フックでまさかの一撃KOで試合が決まるとは、
誰も予想していなかったんじゃないでしょうか。
愛鷹亮のwikiプロフィール
- 所属ジム:K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
- 生年月日:1989年12月31日
- 年齢:30歳
- 身長:180cm
- 出身地:静岡県沼津市(日本)
- ファイトスタイル:オーソドックス
- 入場曲:トラック野郎 / 一番星ブルース
- 戦績:27戦 21勝(9KO) 6敗 0分
愛鷹亮は中学・高校を通じて柔道を経験し、プロ格闘家を目指していたものの、
高校卒業後はいったん警察に就職して機動隊員として勤務。
ただプロ格闘家になる夢を諦められずに「お前には絶対無理だと言われた」と制止されたものの、
機動隊を除隊すると、立ち技格闘技をスタートし、Bigbangではヘビー級王座にも就いていました。
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~」
では、身長180cmの愛鷹亮が身長200cmのカリミアンを撃破するという大波乱を巻き起こしました。
愛鷹亮の右フックで完全に失神してしまったカリミアンをよそに、愛鷹亮リング上で男泣き。
場内に響き渡る“亮コール”で目が覚めたカリミアンは状況が把握できないのか
興奮して試合を続けようとする振る舞いを見せ、まだまだ戦うとアピールするも、
マイクを持った愛鷹亮がカリミアンを制します。
「カリミアン選手、たいして名前も売れてない俺の挑戦を受けてくれてありがとうございます。
警察官を辞めて格闘家になって、周りには絶対無理だって言われてきたのですが、俺はあきらめないでやってきました。
俺の目標は世界一なので、次タイトルマッチやらせてください。まだまだ強くなります
シナ・カリミアン(Sina Karimian)wikiプロフィール
- 所属ジム:WSRフェアテックス・イラン
- 生年月日:1988年1月23日
- 年齢:31歳
- 身長:200cm
- 出身地:イラン・エスファハーン
- ファイトスタイル:オーソドックス
- 戦績:10戦 9勝(5KO) 1敗 0分
獲得タイトル・受賞歴
- 初代K-1 WORLD GPクルーザー級王者
- WKNアマチュア世界ヘビー級王者
- WKUアマチュア世界ヘビー級王者
- IKNアマチュア世界ヘビー級王者
- WKFアマチュア世界ヘビー級王者
- IFMAアマチュア・ムエタイ世界ヘビー級王者
イランでは宗教上の理由カラカラ政治的なモノかわかりませんが、
プロ格闘技の大会が禁止されているそうです。
そのため、シナ・カリミアンはイランを飛び出して世界各国で行われている
アマチュアムエタイの大会で活躍
様々な団体の世界大会で優勝し「自分が活躍することでイランの若い選手にもチャンスを与えたい」
と話していることから、イランでは「英雄」とも呼ばれています。
シナ・カリミアンの武器と言えば、あの往年の名ファイター
ピーターアーツを思わせる長身を生かしたパンチとヒザ。
- OD・KEN
- K-Jee
- ブバッカ・エル・バクーリ
- 加藤久輝
といったファイターを次々と撃破していました。