アルビレックス新潟は2020年シーズンのチーム監督にアルベルトプッチを招へいすることを発表しました。
アルベルトプッチは直近ではメジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCでヘッドコーチを務めていましたが、
経歴を見てみるとバルセロナに長く携わっており、アルビレックス新潟にバルサイズムを注ぎ込んでくれることが期待されているのかもしれません。
アルベルトプッチwikiプロフィール
- 本名:アルベルト プッチ オルトネダ(Albert PUIG ORTONEDA)
- 生年月日:1968年4月15日
- 年齢:51歳
- 国籍:スペイン
- 資格:ナショナルコーチUEFA PROライセンス
アルベルトプッチ監督はスペインでプロ選手として活躍した実績はないようです。
スペインのカンブリルスにあるベテランス・サッカースクールに勤務しながらFCカンブリルスのインファンティルチーム(13~14歳のチーム)の監督を務めたのち、
主にスペイン4部リーグで試合をしているレウス・デポルティウと契約。
FCバルセロナには当初、オブザーバーを担当していたようですが、2002年からはバルサの下部組織のスタッフ(バルセロナのアカデミーダイレクター)に就任し、
FCバルセロナの育成部門トップとしてアレビンBを2シーズン率い、2008年からはインファンティルBも監督しています。
アルビレックス新潟監督就任に当たっては、選手個々の能力を見極める能力と・分析力が評価されたようで、
今回のアルビレックス新潟監督就任にあたっては、アルベルトプッチから動画でコメントが発表されています。
アルベルトプッチの指導歴や代表監督歴は?
アルベルトプッチ監督はカタルーニャサッカー協会のコーチングスクールで教師も務めていたそうですが、
バルサイズムを良く知っていると言え、ニューヨーク・シティFCのヘッドコーチ就任もその点が評価されたものと思われます。
ニューヨーク・シティFCの監督を務めるのは、まさにバルサイズム(クライフイズム)である近代の「ポゼッションサッカー」を確立した
ペップことジョゼップ・グアルディオラの右腕を担っていたドメネク・トレント監督で、
そのトレント監督の右腕として働いていたのがアルベルトプッチ監督というわけです。
ちなみに、アルベルト・プッチ監督の著書に「FCバルセロナの人材育成術」というものものありますが、
FCバルセロナでU-12の監督を務めた人物にアルベルト・プッチ監督という人がいますが、
アルビレックス新潟に就任した監督とは別人物です。
アルベルト・プッチ監督が在籍していた2019年シーズンのニューヨーク・シティFCの成績は
34戦18勝6負10分で勝ち点64、リーグ2位という成績だったようです。
- 1984 – 1988年 Turo School U14コーチ
- 1988 – 1992年 FC Cambrils アカデミーコーチ
- 1995 – 2001年 Cambrils Football Schoolアカデミーコーチ
- 2001 – 2003年 Reus Deportivo U14コーチ
- 2003 – 2005年 FC Barcelonaスカウト
- 2005 – 2010年 FC Barcelonaアカデミーコーチ
- 2010 – 2014年 FC Barcelonaアカデミーダイレクター
- 2014 – 2015年 ガボン共和国 テクニカルダイレクター
- 2015 – 2017年 Cordoba CF外部アカデミーダイレクター
- 2016 – 2019年 De Anza Forceテクニカルダイレクター
- 2017 – 2020年 Athletico Petro Luandaアドバイザー
- 2018 – 2019年 New York City FCヘッドコーチ